tricot amadanaのボディバッグがスマートサイズで使いやすい

2018年3月7日水曜日

#グッズ #レビュー

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 ブランドというものにそれほど興味がありません。どちらかというとロゴのない物を好んで買う方です。ですから、このボディバッグを見た時にピンときたのはサイズ感や見た目と、そこから連想した機能という事になります。
 ちょっとマイナーなブランドですが、tricot amadanaのボディバッグを買ったというお話。

チョークバッグ派から転向

基本的にチョークバッグ派に所属しておりました。
 オシャレアイテムというよりも、職人さんがぶら下げている腰袋スタイルが自分にピッタリ合っているのです。

 他のカバン類と違って、必要な物にすぐアクセスできる位置にぶら下げておくチョークバッグは、さながら追加のポケットのようなものです。便利以外の何物でもありません。
 肩に掛ける、背負う、手に持つなどカバンには色々な所持の仕方がありますが、腰にぶら下げるというのはもっとも行動を妨げないし、疲労が少ないんじゃないかと思います。
 
 それがなぜボディバッグを使ってみる気になったのかというと、持ち物の増加が大きな要因です。
 財布にスマホ2台に家や車の鍵。加えてモバイルバッテリーや音楽を聴くためのイヤフォンは必需品です。
 身体の調子に合わせて、常備薬や目薬にハンドクリームなんかも欠かせませんし、ハンドタオルなんかもいりますよね。
 
 旅していると、立ち寄った場所でパンフレットを持ち帰ることもあります。ああいうのって軽装だと持ち運ぶのにちょっと困ったりしますよね。折り曲げたり丸めたりするしかないですし。
 また、徒歩でぶらぶらするなら水分が必要です。ペットボトルを持ち歩く事になるでしょうから、そういった物が入るカバンがあるとやっぱり便利。
 
 冬場はポケットの多い上着を着ていればなんとかなるのですが、夏場はそうはいきません。チョークバッグでは収容能力が足りなくなってきていたのです。

tricot amadanaのボディバッグ


 例によって前置きが長くなりそうなので、購入したtricot amadanaのボディバッグをご紹介しましょう。
 
tricot amadanaのボディバッグ

 これ、ネットで検索してもほとんど引っかかりません。
 tricot amadanaとは、amadanaとホームセンターのカインズがコラボしたブランドです。家電製品などは見かけるのですが、カバンというのはヒットしません。カインズの通販サイトでも売っていません。お値段は2千円台。
 
 店舗では専用のポップなども置かれて売り場が作られているので、現役の商品だとは思うのですが、あまり推されていないのは何か理由があるのかもしれません。

見た目のシンプルさとスマートさがいい


 どういう点にピンときたかというと、シンプルさやスマートさといった部分になります。
 店頭に並んでいるボディバッグって、妙に分厚いものが多くないですか。あれがちょっと好きじゃありません。

 売り場にあるものは、メインポケットが大きく深さがあって、さらにそのうえにサブのマチ付きポケットがあるタイプが目立ちます。物が多く入るのはいいのですが、かさばるのが嫌なのです。できるだけスマートにしたいなと。
 
 あと合皮製も多いですよね。もともと皮系の素材があまり好きではない事もあり、サイズ感や質感がしっくりくるものを見つけられていませんでした。
 
正面からアップ

ファスナー部分

 購入したモデルは外側にポケットがひとつ、メインポケット内に仕切りと内ポケットがあるシンプルな造り。外のポケットはマチがなく、薄手の物を入れておく事になります。
 
 メインポケットは、ペットボトルが2本ほど並べて入るくらいのサイズ感。雨などが入りにくい仕様のダブルジッパーになっていて、左右に大きく開きます。物を入れやすいのがいいですね。
 
 ワンショルダーなので、歩いている時は背中側にあってもいざ使う時は胸の前にくるっとベルトをずらす事で、中に入れた物にアクセスできます。
 その際に大きく開くメインポケットは非常に便利。サブポケットにマチがなく重い物が入らない事も、それが付いているメインポケットのフタ部分が重くならないので、結果的にメインポケットの開けやすさが損なわれないというメリットになっていると感じました。
 
 表面はしっとりした質感で、もしかすると好みが分かれそうですが、先にも書いたように合皮が好きではないのでそれほど気になってはいません。あとはベルトがもう少し伸びるといいかなと感じたくらいで、購入してみて全体的な満足度は高めです。
 

使ってみた感想


 使ってみて一番気に入っているのは、やはりボディバッグにしては比較的薄手なこと。歩くにも車に乗るにも電車やバスに乗るにも、邪魔に感じるシーンが少ないんです。
 例えば車から降りて買い物をしてまた車で移動するような場合、車に乗っている時はカバンを一度身体から外して座席に置いておく事が多いと思うのですが、このボディバッグの場合は位置をずらして身に着けておいても、それほど邪魔には感じません。
 
 ずっと身に着けていられるというのは、置き忘れや持ち忘れがないという事です。つまり、『常に持ち歩きたい物を入れておくカバン』に必要な条件を満たしていると言えるでしょう。
 

使い込んで見えてきた欠点


 半年以上に渡って、ほぼ毎日持ち歩いていましたが、カバンの角に当たる部分の合皮に折れ癖がついてしまい、その折れた角から破れ始めてしまいました。
 またしっとりとした独特の表面も、使用していくうちに擦れていって白っぽい感じになってしまい、結構くたびれた感じに見えてきました。

 手入れなどをすればある程度長持ちするのかもしれませんが、まあまあハードに使っていたのは間違いないのである程度は仕方ないかなと思っています。
 破れた部分も小さいし、使いやすい構造なのは間違いないので2軍落ちにして、ちょっと近所へ出かける時に持っていくようにしています。

ボディバッグ派になっちゃったね


 結構マイナーと思われる、tricot amadanaのボディバッグ。購入してからすぐに、日常使いに欠かせなくなってしまいました。
 チョークバッグ派でしたが、ボディバッグを使ってみるとかなり馴染んでしまいましたね。中に入れる物も少し増えつつあるので、今後も使い続けるバッグになりそうです。

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