Googleのソフトキーボードアプリ「Gboard」で、タイトルの通りのエラーというか症状になったので、その時の状況と解決策を書いてみます。
久しぶりにGboardを起動したら…
ひょんなことからGoogle日本語入力ではなく、久しぶりにGboardを使ってみようと思いたち起動してみたら、「日本語言語パックがまだダウンロードされていません」というメッセージが表示されて、漢字などへの変換ができない状態になっていました。
Android端末でバージョンは8.1Oreo。Gboard自体も最新バージョンです。
以前使っていた時は特に問題なく使えていました。ただここしばらく使っていなくて、その間にAndroidのOSをバージョンアップしたのでその影響なのかもしれません。
対応策
ネットで検索しても情報が少ないので、まずはGboardをアンインストールして最新版をダウンロードしてみました。が、症状は解決せず同じメッセージが流れます。
次にAndroidの設定からアプリのキャッシュとデータを削除してみました。その後、念のためスマホを再起動。
そうすると、「入力を改善するためのコンテンツをダウンロード」という通知が流れてきました。
しかし、これでも変換できない状態は変わらず。
そこでネットの情報にあった、連絡先へのアクセスを許可するというのを試してみることに。
Gboardの設定から、テキストの修正→連絡先の候補をオンにして、連絡先へのアクセスを許可したところ、先ほどと同様に入力を改善するための云々といった通知が流れ、ここでようやく変換ができるようになりました。
その後、連絡先への候補をオフにしても問題なく変換できるようになっています。
また、OSのバージョンによっては解決しない場合もあるようですので、標記のメッセージが出た場合はそのあたりの確認も必要ですね。
Gboardをフローティングさせて入力しやすい位置に移動
こんなことになったのは、ブログの下書きをしていて、誤タップの多さに辟易してたからです。
記事はスマホで書いてしまうことが多い私は、Google日本語入力のさらにGODAN入力の愛用者です。
フリック入力が好きではなく、かといってけして大きくない入力エリア内でqwerty配列を使って長文を書くのも大変です。そんな私にはGODAN入力が相当相性がいいというか、これ以外じゃ入力したくない感じ。
ですが、やはり誤タップが多くて、その原因として考えられるのがキーボードのカスタマイズ性。
スマホを両手で持って左右の手の親指で母音→子音と交互に叩く感じで入力していくGODAN入力では、親指でタップするためにある程度キーの高さが必要です。
キーが小さいと誤タップの要因になるわけですが、大きくするとスマホ本体の下の方に親指を伸ばすような動作になることもあり、それも操作しにくいなと感じるのです。
また、キーボードを大きくすると必然的に画面内でキーボードの占める面積が増え、その他の表示範囲がせまくなってしまうことで長文の入力には不都合な場合も出てきます。
Gboardにはキープをフローティング表示させる機能があって、こうすることで通常では画面下に固定されているキーボードの位置を変えることができます。
スマホ本体を両手で支えるためのポジションは本体の大きさや重さ、手の大きさによってバランスのいい位置があると思いますが、私の場合はキーボードが画面下部に固定だとイマイチ操作しにくい感じでした。
これが、キーボードをフローティングさせて画面の縦方向に位置をズラすようにすることによって、かなり解決できたのです。
変換候補の表示範囲は1行でいいのに
GboardだけではなくGoogle日本語入力にも言えるのですが、変換候補の表示範囲が2行あるんですよね。
でも、ほぼほぼ1行目に表示されているものしか選択しないんですよ。2行目に出てくるのは、そんな言葉使わないだろうってものが多いんです。
1行目って指のポジション的に1番遠い位置にあるので、指を伸ばさなきゃいけないんですよね。
長文を書いていてノってきて、素早く入力していると誤って意味不明な変換候補が出てる2行目をタップすることがあって、これが結構イラッとくるんです。そのへんがカスタマイズできるようになると、もっといいんですけどね。
GODAN入力&Gboardフローティングはいい
なかなか更新頻度を上げられていない本ブログですが、書くための速度を上げたいというのもずっと思っていることです。
その一方で、キータッチがそんなに速くも正確でもないので、こういう細かな部分でもより良い変化につながってくれるとモチベーションが違ってくるんですよね。
とりあえずしばらくは、GODAN入力とフローティングキーボードを使ってみようと思います。