引っ越しなどで役立つかもな郵便物転送手続きと住所公開先リスト  

2016年11月12日土曜日

#雑記

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 5年ほど住んだ都市部のアパートから引っ越しをしまして、現在はド田舎もいいところな一軒家におります。
 引っ越しの際には、郵便局で転送手続きをしておくと、旧住所に送られてきた郵便物が新住所に転送されてくるので、転居時にはやっておくべきことのひとつだと思います。
 今回はそんな住所の変更にまつわるお話を。


 
 郵便物の転送手続きですが、基本的には近くの郵便局へ行って転送サービスを申し込む方法になります。身分証明書が必須です。
 これで一年間、旧住所宛に発送された郵便物が新住所に送られることになります。住所変更があると、関係のあるすべてのところにちゃんと連絡や通知をすることって難しいですよね。転送手続きしておけば、郵便物の受取漏れなどがなくなりますから、とりあえず安心できます。
 引っ越しの際はバタバタしがちですが、この手続きは忘れないようにしたいものです。
 
 今回の引っ越しでは、インターネットで手続きができる「e転居」を利用しました。便利です。
 
 e転居
 https://welcometown.post.japanpost.jp/etn/index_sp.html
 
 こちらはスマートフォンからしか受付できません。仮にスマホを持っていないかたでも、郵便局はいたるところにありますから、どちらにしてもそれほど面倒な手続きというわけではないと思います。
 
 
 e転居で転送手続きを済ませて、引っ越し自体もとっくに完了し半年以上経過しているのですが、時々「こんなところにも住所を登録していたっけ」というような郵便物が転送されてきます。
 知人から手紙が来るなんてことはすでになくなりましたから、こういった類はたいていダイレクトメールや通販関係。ハガキやカタログのようなものが突然やってくる感じです。
 一回こっきりの利用で、すでに存在を失念しているような相手ですと、こういうことが起きてしまいます。律儀に年賀状を送ってくださる個人商店さんなんかも、意外性があって嬉しいこともありますが、こちらとしては想定していないので、届くとビックリしますよね。
 

 アパートなどを借りているかたはお分かりいただけると思いますが、以前住んでいた人物であろう宛先の郵便物が来たりすると、ちょっと困りますよね。
 郵便局では、下記のページで対処方法を明示しています。
 
 他人あての郵便物が届きましたが、どうしたらいいのでしょうか? - 日本郵便
 https://www.post.japanpost.jp/question/193.html
 
 誤配送は郵便局に届け出る(その旨を通知する)よう、郵便法で定められているんですね。
 
 前任者が忘れているのかわざとなのか、重要そうな郵便物までバンバン届いたりすると、かなり迷惑です。私は、ずいぶん昔ですがこういったことがあって困りました。
 ひるがえって自分の場合は、そういったことにならないようにしたいなと思いますし、何より自分宛の郵便物が旧住所に住んでいる誰かに届くのは、感じのいいことじゃないでしょう。
 
 
 ネットで申し込む通販などは、お届け先の指定をする時にウッカリ旧住所にするようなことがなければ、新住所を登録しておくことで回避できます。
 そうなるとダイレクトメール関係や年賀状しか寄越さないところ。ここが一番漏れやすいのかなと思っています。
 転送サービスは一年間の期限ですが、再度手続きすれば同様に転送が有効になります。ですが、そのためだけに毎年手続きするのは、頭がいいとは思えません。
 
 そこで少し前から、住所を教えた相手をリスト化しておくことにしました。住所公開先リストとでもしておきましょうか。これがあれば引っ越しあるいは転勤や長期出張などが起こっても、住所変更の対応が必要な相手が明確になるので便利だと思います。
 また引っ越しが発生する時には、そのリストを使って転居の案内や、二度と利用しないような場合には、情報の削除依頼をすることで、前住所に郵便物が届くような問題を根本から解決しよういうことです。
 
 
 リストは例によってEvernote上に作成しました。
 新住所で新しく住所登録をした場合に加えて、例えば通販などで旧住所を変更したら、そのことも記載しておきます。
 基本的にはほとんど会員証などを作らない人なので、おのずとリストに列挙される数も多くはないのですが、こういうことって忘れがちですから、マメに作っておくのがいいんじゃないかと思っています。
 また、これは個人情報を公開したことのある相手のリストという側面もありますね。このご時世ですから、情報を公開する側の管理という意味でも役に立つことがあるかもしれません。
 
 転送手続きを行った時も、有効な期間が一年間と長いので、カレンダーやEvernote、Todoistなどのリマインダーを仕掛けておくのがいいと思います。
 再度転送手続きをするかどうかについて、リマインドされた時点で検討できるように、一年より少し前に通知されるように設定するのがいいでしょう。
 
 
 
 やり始めたばかりのリスト化ですが、立つ鳥跡を濁さないための自衛手段としては、効果がありそうな気がしています。引っ越しなどが決まってからでは非常に大変ですので、事あるごとにリスト化しておこうと思っています。

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