カレンダーの画像を作ってホーム画面に表示

2016年10月3日月曜日

#Android #アプリ #カスタマイズ

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10月になりましたよ。
来年の話をすると鬼が笑うなんていいますが、そろそろ新年のカレンダーがお目見えしはじめるんじゃないでしょうか。

ああいうの好きなもんですから、これからの季節は書店の目立つところにディスプレイされた、カレンダーやら来年の手帳やらを眺める機会が増えそうです。
カレンダーって急に確認したくなるので、身近にあると便利ですよね。
私の場合は、スマートフォンのホーム画面に表示させています。

カスタマイズの楽しさ


Androidのスマートフォンを使っているので、ホーム画面をカスタマイズすることにハマるのは、私にとって自然な流れでした。
iPhoneもウィジェットが使えるようになったそうで、ホーム画面を自分好みにできるようになってきたようですが、Androidはその点で自由度の高さが段違いなんですよね。

子供の頃に見た特撮やスパイ映画なんかで出てくる小道具。例えば、腕時計型のテレビ電話的な秘密アイテムみたいなの、あるじゃないですか。
ああいうのに憧れた人なら共感いただけるかもしれませんが、スマホやウエアラブル端末が世に出るようになって、それに近しい物を所持できる世の中になりつつあります。
見ようによっては、ある部分は昔の特撮モノのアイテムをすでに超えているかもしれませんよね。

そういった「秘密の道具」を、自分の好きなようにカスタマイズできるってのは、それだけでワクワク感があります。
携帯電話というのは非常にパーソナルな代物ですから、自分の好みな部分が多いほど愛着も湧きますし、なにより使っていて気分がいい。
自分的な使い勝手がいいと、そっち方向にどんどん進んでいきたくなりますから、さらにカスタマイズにハマっていくという具合です。

ここ最近はKLWPというライブ壁紙アプリで、気が向いた時にゴニョゴニョとやっています。
ひと昔前のスマートフォンでは重くて無理でしたが、RAMに余裕のある比較的新し目の機種では動作に問題ありません。ライブ壁紙ですから、アニメーションが自然なのがいいですよね。おかげでZooper Widgetなどのウィジェットは使わなくなってしまいました。

ちょうどいいカレンダーアプリがない


冒頭のように、日常生活でカレンダーを見たくなった時にパッと思いつくのは、スマホを見ることだと思います。
カレンダー系のアプリは掃いて捨てるほどありますが、気に入ったアプリってのは未だに出会えておりません。気に入ったというより、ちょうどいいやつですよね。

私がカレンダーアプリで重視するのは、Googleカレンダーと同期できること。あとは予定登録のしやすさ、シンプルさや動作の軽さ。

細かいところでは、週表示でバーティカル形式が選べてほしいのと、小さめの端末も持っていますので、文字の大きさが変更できたり、予定の表示区域が大きいなど、表示できる情報量が多いことですかね。
最近のスマホは画面サイズが大きいものが増えていますしね。

 あのね、スタンプとか要らないです。もう一度言いましょうね。スタンプとか要らないです、ホントに。

そんな感じで検討していくと、意外とフィットするアプリがないのです。
そうなると、自分で作ってしまえと思うのですが、いわゆる暦方式の月表示カレンダーって、KLWPなんかで作るのは結構面倒です。
日付を並べるだけならともかく、祝日だとか予定も表示したいとか言い出すとキリがないのです。
凝ったものが欲しくてどうにか作れないかと考えるのは楽しいのですが、作業するのも自分ですからね。

画像で表示させるのが手っ取り早い


ですから、ちょっと割り切って、「ザ・暦」って感じのものを画像で作って表示させています。

どうせ暦なんて月曜の次が金曜になるようなものじゃありませんから、日付と曜日の確認ならこれで充分なのです。味気なさは若干ありますが、作業の面倒感と行って来いというかトレードオフというか、そんなに悪くない選択肢だと思います。
まあ、KLWPのテクニックがないのは否定しませんけども。

画像を作ってと書きましたが、フリー素材のカレンダー画像でもいいですし、Excelなんかで自作するのもいいと思います。
 自作というなら、文字やイラストが上手な方は、手書きしてスキャンするのもいいですね。
今回はExcelでかんたんなやつを作ってみました。

今はGoogleカレンダーなどオンライン上でデータを同期できるサービスがあって、予定を共有することも容易くなりました。

 そういうご時世ですが、例えば職場で、休日が変則的でオリジナルのカレンダーがほしい場合や、年間スケジュール用の掲示物とか配布用として、紙ベースでほしいから「なんか作ってくれ」なんて言われることもあったりします。

そんなふうに、Excelなどで年間使えるようなちょっとしたカレンダーを作ることがあるせいで、スマホ上に画像で表示しちゃえみたいな発想が出てきたのかもしれません。

文字が白なので背景色をつけましたが、実際は透過になっています


なにかしらの方法で画像として入手できましたら、スマートフォンにダウンロードすると、KLWPで画像アイテムや図形のテクスチャとして表示できます。
 あとは好きにサイズをいじって、見やすいようにするだけ。

12ヶ月分作っておいて、If関数で現在の月に合わせて該当の月の画像を表示すれば、常に今月のカレンダーが表示できます。

 応用で、先月と当月と次月の3ヶ月カレンダーなんかも表現できますね。
3ヶ月表示って紙ベースの暦ではよくあるものですが、既存のカレンダーアプリではあまり見かけませんよね。

何の変哲もないカレンダーをずっと表示しておくのも味気ないですから、タップしたらカレンダーアプリが立ち上がるような感じにすれば、機能的にもそれっぽい感じで悪くありません。
今日の日付や曜日、当日の予定なんかはKLWPでかんたんに表示できますし、上手く配置すれば既存のカレンダーアプリと外見上は遜色ないものにできると思います。

アニメーションさせて表示非表示を切り替えれば、お気に入りの壁紙や作成した他のKLWPのアイテムを邪魔することなく、必要な時に確認できます。背景が透明なカレンダー画像なら、壁紙との違和感も緩和されるでしょう。

ホーム画面に設置


掲載した画像はタブレットのホーム画面です。スマートフォンと違って画面が大きいぶん、色々と表示させたくなりますよね。

いわゆる月表示の暦的なものをKLWPなどでイチから作るのは面倒さが先に立ちますが、作業的にはExcelなどで作成するほうが比較的かんたんだったりします。
カスタマイズの作業そのものが楽しいから、KLWPを使っているという部分ももちろんあるのですが、割り切って画像にしてしまえば、自作や既存のものから選ぶことができるようになり、デザイン的なバリエーションがグッと増えます。

来年に向けてグッとくるカレンダーを探したり自作するのも楽しそうです。

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