雪の様子によってはそれなりの装備と、なにより覚悟が必要です。
私の場合は事前にライブカメラで確認しています。
出発地点が快晴も快晴。
外に出ると思わず背伸びしたくなるようなお天気なのに、現地へ向かっている途中から空模様が怪しくなり始めるとか、あるいは道路状況が悪化してくるパターン。ありますよね。
そういう時って不安になりがちですし、慌てやすい。
あらかじめ色々と準備しておいて、緊急事態を織り込んておくのが正解ですが、現地の様子を事前に知っておけば余裕を持った運転や行動ができます。
冬は出発前にライブカメラをチェック
ライブカメラが役に立つのは、圧倒的に冬場だと思います。積雪の様子が視覚的にわかるからですね。
天気予報では一般的に、降水量はわかるのですが、これからどのくらい積もるのかや、現在どのくらいの積雪があるのかがわかりにくいことがあります。
普段雪が積もらない地域では数センチの降雪でも大渋滞になり得ますし、同じ雪国であっても積雪には地域差があります。
そんな時に事前に道路の様子を視覚的に確認できるのはかなり助かります。道路上には積雪がないなとか、映っている車の屋根も白いから今現在も強めに降っているんだな、みたいにある程度の判断材料になるからです。
積雪の具合が予想できれば、渋滞を考慮して早めにガソリンを満タンにしたり、あらかじめ休憩を入れたりすることも可能になってきます。
土地によっては、あるところを過ぎると急に雪深くなるものですし、慌てないためにも事前の情報が大切なのです。
新潟県のライブカメラ
ライブカメラは各地の様子を静止画や動画で配信しているもので、全国で自治体やNEXCO、国道事務所、あるいは民間企業などが運営しています。
最近訪れる機会の多い新潟県のライブカメラが2017年にリニューアルしており、そちらをご紹介がてら、どんなものか見ていきます。
まずは訪れる地域の名称や道路名をチェックします。市町村名というよりは、地域名ですね。
例えば新潟だったら上越や中越、福島だったら浜通りや中通りといったような地域の大きな区分けです。テレビラジオの天気予報もこんな感じの区分ですね。
ライブカメラが設置されている道路は、やはり国道がメインだと思います。国道を通る予定がない場合では、位置的に近い道を把握しておけばいいでしょう。
ネットにつながっている端末が複数あれば、片方に地図を表示させておくのが分かりやすいかもしれません。
新潟県内のLIVEカメラのサイトです。
http://www.live-cam.pref.niigata.jp/mobile/
(URLはモバイル版)
国道と高速道路の道路関係、他には特定のポイントにカメラが設置してあり、地域の様子が静止画で確認できます。
リニューアルされて、ぐっと使いやすくなりました。というか、前のが使いにくかっただけなんですけども。
道路と地域を選択 |
※画像は当時のものです |
道路カメラで国道8号線をタップすると、8号線沿いの映像が一括して確認できるようになってます。これは便利。雪もなくなって、運転には問題ない様子がよく分かりますね
もちろん各カメラを個別にも確認できます。
新潟県を一例に出しましたが、各地域でこういったライブカメラを公開しているサイトや、それらへのリンクサイトもあります。検索するとヒットするので、事前に確認やブックマークしておくと便利です。
出発の朝、ちょっと早めに起きて現地付近をチェックし、雪がひどくないようなら渋滞も程々だろうからもう少し寝ててもいいか・・・ なんて自堕落な使い方もできるLIVEカメラ。冬場に長距離を移動する方はかなり役に立つと思います。