そのグーグル日本語入力の進化版がGboardと言えると思います。同じくグーグル製のIME(日本語入力ソフト)で、文字入力とインターネット検索が合体したようなアプリです。
さらに私がメインの入力方法としているGODAN入力にも対応しましたので、使用感などを書いてみます。
GODAN入力ってなにさ
GODAN入力については以前記事を書いています。GboardのGODAN入力モード |
画像の通り、普通の日本語入力のキーボードとはちょっと変わった配置になっています。
母音である「AIUEO」が入力キーの一番左列に縦に並んているのがその特徴です。
例えば、『めだまやき』と入力したいとします。
・・・例えばですから。別に私が今食べたいからってわけじゃありませんから。しょうゆか塩か迷うなーとか思ってませんから。
で。
『め』と入力する時はまず、MをタップしてからEをタップします。
要するに、子音→母音とタップすることで、50音を入力していくわけです。母音は入力頻度が高いので左に配置されているというわけですね。
キーボードにはよく使われる子音が右の二列に並んでいますが、その他の子音や数字、記号は、子音キーの周囲に配置してあり、スライドさせることで選択する仕組みです。
この入力方式に慣れてくると、両手でスマホを持って右親指と左親指を使い、子音が右指→母音が左指と交互にタタタタタッと画面をタップする、北斗百裂拳方式で入力できるのです。あたたたた!
・・・目玉焼き食べたいな・・・
GboardもGODANに対応
で。
そのGODAN入力にGboardが対応しました。
Gboardが日本語入力に対応した当初は普通の入力方式しかなく、いつか対応するだろうと思って待っていましたが、ついにきましたね。
Gboardの特徴は、入力中にグーグル検索ができる事。キーボード左上のGアイコンをタップすると検索ができます。
検索結果をタップすると、そのページのタイトル とURLがテキストでペーストされます。
検索結果をタップするとテキストとしてペーストされる ちなみにテキストエディタはjota |
メールやLINEなどでウェブサイトを教えたい場合は、別途ブラウザを立ち上げてそのサイトを表示してURLをコピペする必要がありましたが、これなら一発です。
入力中に漢字や綴りや名称が合っているか気になる時も、そのまま検索して回答を得られますからこれまた便利。
もちろん検索結果からブラウザを立ち上げて、ウェブサイトを確認することも可能です。
キーボード左下は タップすると数字キー。長押しで設定画面を表示できます。
設定ではキーボードの高さや背景などを変更できるなど、様々な設定変更ができます。
グーグル日本語入力と比べると、キーボードの高さは段階的にしか変更できなくなりました。スライド感度も調整できなくなりましたね。
キーの中央最下段はqwerty配列の英語入力モードです。
設定を済ませて実際にこの記事をGboardで書いていますが、グーグル日本語入力を使っていたかたなら、入力に違和感はないと思います。
ソフトキーボードは色々な選択肢がほしい
最近はブログなどを出先の隙間時間で書く事が多くなり、結果スマホで長文を書くようになりました。
入力のしやすさは物理キーに敵わないのですが、キーボードを持ち歩いて入力するにはそれなりの場所が必要になりますし、ちょっとした待ち時間に書くという事も難しいのが実情です。
そうなるとBlackBerryのように物理キー搭載のスマホを買うか、馴染むキーボードアプリを探すかしかありません。
Twitterや、ちょっとしたメールやチャットをするくらいしか使わないよというかたも、誤入力や変換が少ないほうがいいですよね。
スマホを使って検索やメールをする機会は多いと思いますし、自分に合ったキーボードアプリを探してみると、フィットしたものが見つかるかもしれません。