歩数をEvernoteに記録するのに右往左往 【ライフログ】

2018年11月12日月曜日

#Evernote #IFTTT #アプリ #散歩

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 ライフログを取り始めてから4年以上になりました。主にツイートや写真などをIFTTT経由でEvernoteにまとめるといったスタイルです。
 しかし中には、記録している内容が利用していたサービスの終了によって記録方法を変更せざるを得なかったり、記録が途切れてしまったものもあります。
 歩数もそのひとつです。今回は歩数を記録するのに四苦八苦したお話。

気がつけば意外と歩いている


 歩数計機能のあるアプリによって、スマートフォンを持ってさえいれば、正確さはともかくとして歩数が記録されます。
 また、歩幅からおおよその移動距離や消費カロリーなんかも類推してくれますし、中にはGPSと連動してどこをどう歩いたか正確にルートが出せちゃうアプリもあります。
 
 歩数計といえば、ホームセンターとか家電量販店の片隅で売っている、おじいちゃんが腰につけているちいちゃいカウンター、ってなイメージはもうとっくに古くなっちゃってますね。
 
 一方で、歩数を記録することそのものに、なにか価値があるとは考えていません。
 例えば通勤手段や生活環境が変わると、一日の歩数も変わってくるでしょう。一日で一万歩歩くと健康にいい、みたいな話も聞きますが自分の置かれた環境によっては難しかったりしますよね。
 
 ですから私の場合は、毎日の歩数をチェックして云々みたいな、記録した歩数に対してどうのこうのっていうのは望んでいないのです。
 あくまでデータとして採取できるんなら取っておいて、あとで日頃記録しているライフログと一緒に見たい。ああこの日はたくさん歩いたんだなとか、この頃はこういう生活だったんだなというような、参考データにしたいんですね。

サービス終了で右往左往


 ライフログを取り始めた頃はソニーのアプリ「Lifelog」を利用していました。
 当時のスマホがXperiaだったこともあり、またLifelogアプリがIFTTTに対応していて、計測したデータをライフログを保存しているEvernoteに受け渡すことができたのです。
 
 Lifelogアプリは、同じくソニー製の活動量計であるスマートバンドと連動させるものでしたが、アプリ単体でも歩数や睡眠時間などを計測できました。
 
 ですが、昨年6月にソニーがLifelogアプリのAPI提供を終了したことで、IFTTTが使えなくなりました。
 
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 先にも書きましたが、歩数を記録することで何かをしたいというよりも、単に記録したいだけなので、言ってしまえばなきゃないでいいんです。
 いいんですよ、いいんですよ。
 でも今まで記録してきたものが途切れてしまうのは、どうにも嫌なもんでしょう。ね?
 
 また、単に記録するだけではダメで、記録しているライフログ上でその日の出来事と一緒に見たいのです。ここ重要。
 
 ですから代替のサービスを探すことになりまして。これが意外と難題でした。
 
 私は金属アレルギーがあるので、腕時計の類を着けたことがほとんどありません。アクセサリー系も苦手でね。慣れないせいもあるんでしょうけど、リストバンドとか金属じゃないものもまず着けません。
 
 ですから、家電量販店とかに置いてある活動量計は、いいなぁちょっと欲しいなぁと思いつつ、持っていません。
 それでも、歩数は記録したい。
 それも単に記録するだけじゃなく、何らかの手段でデータを外部にそれも自動で出力してほしい。そんな条件を満たすスマートフォンアプリを探さなきゃいけませんでした。

早朝の駅前繁華街を歩く

IFTTTに対応しているサービス


 まずはIFTTTと連携できるサービスから探し始めました。ライフログ収集は仕組みの部分がIFTTTを中心にしていますから、なにかいいサービスがあればすぐに取り入れることができますからね。
 
 ブログにも書いたことがあるJawboneのUP。これは現在サービスが利用できなくなったようです。
 
 次にFitbit。これは活動量計と連動するアプリがあり、アプリ単体でもカロリーや歩数を計測できるのですが、なぜか私の環境では歩数を計測できませんでした。
 色々調べてみたのですが、上手くいかず。
 
 そしてHealth Mate。withingsというノキアの活動量計をサポートするアプリで、それ単体でもGoogleFitと連動して歩数を計測することか可能です。
 これはちゃんと歩数を計測してくれている上にIFTTTに対応しているのですが、アプリを起動しないとデータが更新されずIFTTTのトリガーも動かないことが判明。これも私の用途には向いていません。
 
 IFTTTと連携できるサービスはどうも他にないようです。
 ・・・えーと、全滅ですね、ええ。

 そうなると何らかの手段で、外部に自動でデータを出力してくれるものを探すしかないということになりますよね・・・
 

その他の手段


 最終的にEvernoteの特定のノートに追記できればいいので、Evernoteのメールでのノート追記機能を使えば達成できます。
 じゃあ一日の歩数をメールしてくれるようなものがないかということになり、検索してみたり実際にアプリをダウンロードしてみたりしたのですが、ないんですよね。ごくまれにあっても月額料金がかかったりで、お試しにやってみるのもハードルが高め。
 
 アプリ単体で機能する歩数計は非常に多くあるのですが、その情報を外部に受け渡せるものとなると、やはりというか、なかなかないんですよね。

 性懲りもなく色々考えていたところ、IFTTTのAndroid Deviceチャンネルで「Notification received」ってのを見つけまして。
 その名の通り『通知を受け取ったら』をトリガーとして動くもののようです。
 しかも特定のアプリを指定できる「from a specific app」があり、さらには特定のキーワードが通知に含まれているかどうかで絞り込むことができるのです。
 
 これを使えば、一日の歩数を通知してくれるアプリなら、IFTTTを経由して他のサービスにデータを渡すことが可能です。
 
 これについては別途記事にもしています。
 
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いい路地は歩かないと見つからない

通知を出すアプリはどこだー!


 あらためて「一日の歩数を通知してくれる」という視点で歩数計アプリを探した結果、色々とダウンロードしてみて最終的に落ち着いたのが「ウォーキングNAVITIME-ALKOO-」というアプリ。
 
 その名の通りNAVITIMEのシリーズで、GPSを利用して移動した経路を端末の写真を参照しつつ確認できたりします。
 他にも散歩コースの紹介や、歩いた歩数に応じてポイントがもらえて、そのポイントを消費すると食料品などが当たる抽選に参加できたりと面白そうな機能があるのですが、まだ充実しているとはいえない感じですね。
 
 それよりも大事な通知機能。
 ウォーキングNAVITIMEは昨日の歩数を通知してくれます。これこれ、探してたよ!
 他にも目標を達成するとおめでとう的なメッセージも出るようなのですが、まあそれはそれで置いておいて。
 
 早速IFTTTのApplet(レシピ、組み合わせ)を作成。通知がきたらツイートするように設定してみたのがこちらです。



  歩いた歩数に応じて通知が来るので、フィルターをかけて特定の通知のみツイートするようにしています。

 正直、絵文字とかは要らないのですが、任意に必要な情報だけを抜き取ることが難しい現状、ある程度妥協は仕方がありません。
 何より、また歩数を記録することができるようになったのが、私としては大きいわけで。ここまで紆余曲折したのでようやく方法に辿り着くことができました。
 
 一日の歩数を記録するために右往左往した顛末でした。
 これから寒くなると歩くのも億劫ですけど、機会を見つけて散歩に出かけてみたいと思います。

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