埋もれた記憶を発掘する方法

2016年4月25日月曜日

#ライフログ #旅

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 昨日は友人宅にほぼ一日お邪魔していました。
 ニコ生なんぞを見つつまったりと言った感じだったのですが、たまたま山形県天童市で行われていた「天童桜まつり」での人間将棋の模様が流れていました。
 天童市は今から3年前のお盆休み中に旅行で5日間ほど滞在していまして、思い出深い場所でもあり、人間将棋も面白く観戦していました。
 3年前の記憶を辿って、その時のことを書いてみたいと思います。 
 ますが、なにせ3年前ですので、細かい日にちもあやふやでして、今のようにライフログを取る習慣がなかったころですので、正直なところハッキリとした記憶がなかなか出てきません。まったく年は取りたくないものです。
 そこで、少々情けないことですが、「過去に何をしていたかをどのようにして確認するか」からのスタートになります。



 
 手元にメモのような記録はありませんが、スマートフォンで撮った写真が何枚かあります。そこにEXIF情報が残っていますから、それで撮影日を特定し、その日をGoogle Mapsのタイムライン機能で見ることで、どこにいたのかがある程度確認できます。
 
 デジカメやスマートフォンで撮った写真にはいつどんなカメラで撮ったなどといった情報が残っています。これをEXIFと言いまして、少し個人情報に敏感なかたは位置情報も記録することができるアレ、というような文脈でご存知かもしれません。
 今回の場合は撮影した日付を知りたいので、該当の写真のプロパティや詳細といった項目から撮影日を特定します。スマートフォンでも確認できますが、使っているアプリによっては「SDカードに移動した日」が表示されたりしますので、そこは注意。
 
 次にGoogle Mapsのタイムライン機能でその日を表示します。例によって詳細は検索などして調べていただいたほうが、より明快な内容の記事にあたれますので割愛いたします。
 タイムライン機能は、その日にどこにいたかをスマートフォンなどの位置情報を元に地図上に表示してくれる機能です。設定しておけば、スマートフォンから位置情報を記録してくれますので、これ自体が充分なライフログといえますね。
 とは言え、何それ怖いというかたもいらっしゃると思いますので、よくよく機能や仕組みを理解したうえで設定することをおすすめします。
 
 これで先ほど調べた写真を撮影した日を表示させると、自分が意識しなくても行動の記録が取れていますから、だいたいはどこにいたかを把握できます。そこからストリートビューなどで街並みを見ていくと、自分の行ったあたりの景色を確認できますから、もうすっかり忘れていたとしても思い出すためのきっかけになってくれるでしょう。
 
 私が天童市を訪れたのは3年前の8月のことでした。そう、お盆休みに旅に出たのは覚えているんですが、正確な年や日付が出てかなかったんですよね。
 ついでに調べ始める前に、記憶に残っていたことを列挙すると、
 
 ・お盆休みに数日間、天童市内のビジネスホテルに宿泊
 ・お盆期間中に空いてるホテルが見つからず、たまたまヒットしたのが天童市だった
 ・部屋は広くはないし新しくもないけど、それほど悪くなかった印象。特にフロントの対応は良かった記憶
 ・到着した日に、祭りの太鼓の音がすごかった
 ・将棋の駒で有名なのは知っていたけど、ほんとに街のあちこちに駒を模したものがたくさんあった
 ・山形市もフラフラしたけど泊まってはいない
 ・古い例えで申し訳ないが、まんが日本昔ばなしに出てきそうな「山頂までのカーブが丸い」三角形の山が印象的
 ・ホテルから徒歩で行けるラーメン屋さんに行った
 
 このくらいなんです。ライフログをつけ始めている今と比べたら、圧倒的に情報が少なくて、振り返っても楽しかったなー程度の感想しか出てこないんですね。
 
 これから冒頭に書いたタイムラインとストリートビューで、どのくらい思い出せるかやってみようと思います。そちらは後日あらためて記事にしたいと思います。

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