タスク管理サービス Todoistの有料版を一年間使用した感想

2017年7月9日日曜日

#Android #todoist

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 Todoistの有料版を使用してから一年経過しました。結論から言えば、有料版を継続して使わないことに決めました。
 Todoist自体は利用価値が上がっていますし、今後も使いたいサービスです。その辺りについて書いてみます。

 
 Todoistは予定ややるべき事を管理できるサービスです。有料版にするとリマインダーが設定できたり、コメントを付け加えられたり、ical形式のカレンダーに予定を反映させることができます。
 年間3,500円と、1日あたり1円以下ですからそれほど高額でもありません。
 
 あくまで私の使い方ですが、一年間使ってみて「悪くないけど有料化まではちょっと」というのが正直なところです。
 
 まずタスク管理そのものについて。
 私の場合、仕事に関するタスク管理システムとプライベートのそれを同期させることが、ルール上できません。ですから、自ずと「プライベートでやるべきこと」の管理をするのにTodoistを使っています。
 Todoistを使う理由は、IFTTTやmyThingsを経由できることです。これによって、ただのタスク管理サービスより応用範囲が大きくなり、何よりライフログへタスクの発生と完了を記録することができるようになります。
 
 この前提を踏まえて、Todoistの有料版のメリットを挙げると、まずはリマインダーが使えることになるでしょう。
 ただし私は、タスク管理サービスであるならリマインダーは基本機能であるべきじゃないか、と思っているので、このために毎年3,500円を払うのには抵抗があります。
 Todoistのリマインダーは時間と位置情報の二種類があり、どちらも使いやすいと思ってはいます。位置情報のリマインダーは使ってみるとわかりますが、精度もよくて使用目的さえ分かっていれば利用価値はあります。
 できれば時間のリマインダーは基本機能としてもらって、位置情報のリマインダーは有料機能となっているといいと感じています。
 
 コメントは、タスクのタイトル以外に詳細などを細かく書いておけるメモが付けられる機能です。これもまぁまぁ便利ではありますが、タイトルですべて把握できる程度のタスクが主であると、使い時が案外ないのです。
 
 個人的に有料版の機能で魅力があるのは上記の二つだけ。どちらも工夫したり代替サービスで賄うことで特に不便を感じないというのが、有料サービスを継続しないことにした理由です。
 安価とは言え、使わないことが多いものに課金するのであればもっと優先順位が高いものに投資したほうがいいかなと。
 
 これが仕事で使うようになると評価も使いたい機能も大きく違ってくるのですが、現状はそういうわけにはいかない部分があります。タスク管理はスケジュールや業務上使用するツールと連携させてナンボじゃないかと思いますし、無料版でいいやとなっちゃうんですよね。
 
 
 最近無料版でグーグルカレンダーと連携するようになり、Todoistやグーグルカレンダーで予定を立てると双方向でそれが共有されるようになりました。
 これでIFTTTなどを使ってTodoistとグーグルカレンダーを連携する必要がなくなり、Todoist自体は使い勝手が向上しました。
 
 また相変わらずライフログに完了したタスクを記録することで、こんなことをしたよという証を残すことができます。これが自然にできるのもTodoistを使っている充分な理由になります。
 逆説的に、ライフログに残したいと思うタスクはグーグールキープのようなメモアプリで済まさずTodoistを使う、という現象も起こっているので、これからも使っていくことになるサービスですね。
 
 
 
 今後ですが、今まで位置情報のリマインダーを使っていたことは、グーグルキープで代用することになります。
 日時的なリマインダーは、過去記事にも書きましたが、IFTTTとの連携で擬似的にリマインダーを付与する方法を取ります。スケジュール化できるタスクはそのままカレンダーの通知を使えばいいですしね。
 
 無料版になりますが、今後も使っていくサービスです。ライフスタイルに変化があれば、有料版をまた使うこともあるかもしれません。
 
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