LINEがタイムライン形式のライフログアプリに IFTTTにLINEチャンネルが登場

2016年9月30日金曜日

#IFTTT #LINE #ライフログ

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タイトルの通り、IFTTTLINEチャンネルができました
ただし今のところ、トリガーはなくアクションのみですね。個人的にLINEはあまり好きではないのですが、IFTTTが介入することで何か違うものに変化する可能性もでてきました。使い方によってはライフログアプリにすることが可能です。


IFTTTLINEチャンネルをアクティベートすると、LINE Notifyという公式アカウントが追加されます。
ここにIFTTTで渡された情報が追記されていくようになります。公式でNotifyというくらいですから、そういった意図に使うようなイメージで運用する前提を持っているんでしょうな。

設定したLINEグループに云々とありますが、招待せずとも利用可能でした


その通りにアクションしかないので、何かしたらLINEで受け取るようなことしかできません。
例えば、公式のレシピですが、天気予報をLINEで受け取るとか、GmailLINEに流し込むようなことですね。

ですが、IFTTTにはすでに、NotificationsチャンネルやPushbulletなど、通知に使えるチャンネルがありますから、わざわざLINEに流すなら何かしら別のメリットを見出したいところではあります。

IFTTTを介することでできること


使ってみていいなと感じているのは、HTMLタグが使えるということ。
特にIFTTTでは改行が反映されませんが、preタグを使うと改行も維持できるようになります。

ただしちょっとクセがあって、例えばPreを使用して、Evernoteに反映するようにした場合では、フォントが変わったり画面端で折り返さなかったりして、想定したような感じにはなりませんでした。

これがLINEの場合は、単純に改行のみが反映されるような、けっこういい感じになります。逆にhrbなどのHTMLタグは反映されないようです。これはこれでいいと思います。

改行が上手く反映されるのであれば、がぜん文字ベースな情報を流してみる気にもなるというもの。
すぐ思いつくのは、Gmailやツイッターなど、通知が来るものはすべてLINEで確認するような、通知のまとめアプリのような機能を持たせることが可能ですね。

スマホの通知は確認すると消えてしまいますが、LINEに流しておくと履歴が残るのも使い勝手がいいのではないでようか。

LINEをライフログ化する


電話の着信や自分のツイート、フェイスブックの記事、撮った写真やFoursquareのチェックインなど、自分の行動をとにかく全部IFTTT経由でLINEへ送ることで、タイムライン形式のライフログ的なものにすることも可能です。
テキストと画像とリンクを利用できるLINEであれば、かなりの範囲の出来事を記録し続けることができるでしょう。

LINEの日時を確認すれば、IFTTTの見づらい日時表示を使う必要もありませんし、LINEのトークをバックアップすることである程度は記録の保存も可能です。

延々と過去を遡って見ることには向きませんが、充分ライフログとしての要件を満たせるんじゃないでしょうか。

他の使い方はどうか


LINEグループにLINE Notifyを招待することも可能です。
IFTTTでレシピを作成する際に、11、つまり自分だけが確認できるようにすることと、すでにあるグループを選択できます。
アクティベート後に上記の画像のように招待するようにメッセージが出るのですが、自分とLINE Notifyだけのグループを作っても、IFTTTのレシピ上では選択肢に上がってきません。

私の場合、他にテストできるグループがないので、どういった挙動をするか確認できていませんが、Foursquareのチェックインや位置情報での出入りを自動的にLINEに送ることができるので、LINEグループへの活動報告のような感じで使えるのかもしれません。
これも試せていないのですが、個人でLINEアカウントを二つ以上持っているような方なら、端末間の通知の共有が可能になるのではないでしょうか。

通知の鳴り分けができない問題


問題点としては、LINEって通知音の鳴り分けができないんですよね。
ユーザー単位で非通知にはできますが、これは音がならないだけでなく、通知そのものがされません。私の場合、LINEはごく少数の人との連絡にしか使う気がないので、IFTTT経由であれこれ流れてくるたびに通知音が鳴るのは面倒です。

ライフログ化するような使い方なら通知は不要ですが、通知が必要な用途で運用する場合は、LINEの利用頻度によっては鬱陶しいだけになりそうです。

LINEが加わって、これに絡んだIFTTT関係の記事がネット上にアップされるようになるんじゃないかと思っています。
アクションのみということで、私の使い方では大きなインパクトはなさそうですが、今後は面白そうなやり方が見つかるかもしれませんね。

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