モノは薄手で効果があるのかな、という感じなのですが、一枚あるだけで相当違うんだなというお話。
関連記事
突然ですが、オニイサンとオジサンの境界線ってあると思うんです。服装や食べ物、仕草や口癖など、何か境界線があるでしょう。
その中のひとつに、いわゆるモモヒキってやつがあるんじゃないでしょうか。
寒いあまりに素足にジーンズやズボンとはいかず、その下にもう一枚履いちゃうアレですな。ズボンってのがすでにもうね。ね。
断っておきますが、オジサンでも一向に構わないんです。特に迷惑をかけない限り、若ぶりたければそうすればいいし、ちょっと年がいってる人のシブさってのもあるでしょう。
ですが、モモヒキ。
ありゃあ、やっちゃいけません。ミニスカートで頑張ってる若い女性には比べ物になりませんが、下に履いちゃダメでしょう。
私は暑がりなもので、冬でも着込んでしまうと体温調整に困ってしまうという、やっかいな身体です。
特に電車やビルなど暖房の効いた屋内と外を出入りすると、身体の熱暴走が始まりますから、冬でもそれほど厚着をしません。
ですが、この時期は当然ながら朝晩は冷え込みますし、その中を歩いたりすることもあるので、足元が寒いのは堪えます。
車などの移動中はいいのですが、コンビニなどでのちょっとした休憩なんかは、エンジンを切っておきたい場面もありますから、ある程度の防寒は欲しくなってくるわけです。
利便性の面から考えると、脱ぎ着がしにくいのも好ましくありません。
上着は最悪脱いでしまえばいいのですが、防寒の意味でインナーを着用してしまうと、そうはいきませんよね。例えば通勤中にインナータイツで防寒したとしても、職場についてから脱ぐのは面倒すぎます。
そこで考えたのが、レッグウォーマー。
裾の部分から入り込んでくる冷気が気になりますから、ふくらはぎだけでも覆うことができたら、多少マシなんじゃなかろうかという思い付きです。
これなら靴さえ脱げば、サッと外すことができますしね。
暖かそうなお高いやつを買っても良かったんですが、買ったはいいけど思ったほどじゃなかった、なんてこともあるかもしれませんし、レッグウォーマーそのものにもやっぱりちょっと抵抗があったのも事実でして。
結局、ダイソーで見かけたレッグウォーマーを試しに履いてみることにしました。ようやくタイトルまで漕ぎつけましたね。
ダイソーには、女性用のモコモコして暖かそうなレッグウォーマーも売っていたのですが、そちらは細すぎて私の足に合わないのは明白。
その他に、黒一色でユニセックスの物を発見したんです。これなら良さそうだと購入します。108円也。
最初は締め付け感がちょっと気になりましたが、慣れたのか生地が伸びたのか、数日後にはあまり気にならなくなってきました。
肝心の防寒の方も、あるとないとでは大違い。
外出で歩く時の足からの寒さは、かなり軽減されます。特にスラックスのように裾が閉じていないものは下から冷気が入ってくるものですが、レッグウォーマーがあるとヒヤッとした感覚が軽減されます。
暖房の効いた場所に移動したら脱いでしまって、カバンや上着のポケットに入れておけるのが体温調節ができていいんですよね。サポーターのような生地で薄手ですから、畳めば邪魔にもなりません。
値段も安いし寒さが軽減されて、レッグウォーマーを愛用し始めているのですが、どことなくオジサンな感じも否めません。
この妥協がどんどん進むと、オジサン化も進行するのでしょうか。できるなら、自分が納得できるような歳のとり方をしたいと、年の始めに思うのです。
