たまたまEvernote関係の更新時期が4月に重なっていて、色々作業が必要です。私の場合は、このメンテナンスなしではEvernoteを使い続けることができないという、ほんのちょっと面倒な内容でもあります。
Evernoteに連携しているアプリには認証期限がある
前回のブログ 私のEvernoteの使い道 で書いたように、Evernoteの使い方は他のサービスと連携させるのが大きな柱になっています。
ですが、ひとつ問題がありまして。
Evernoteを他のアプリやサービスと連携させる時に、そのサービスを認証させるのですが、その期間が最長1年間と決まっているのです。
これはEvernoteの仕様で、1年後にどうなるかというと連携が自動的に切れてしまうんですね。ある日突然機能しなくなるわけで、非常に問題です。
私のライフログはTwitterなどからIFTTTやmyThingsを経由して、Evernoteに集約される仕組みにしています。
TwitterとIFTTT、IFTTTとEvernoteがそれぞれ連携しているんですね。そのIFTTTとEvernoteの連携がある日から途切れてしまうということです。連携が切れても特に事前連絡が来るわけでもありません。
そうなると、Evernoteを開いて、ライフログノートを見るまで気がつかないということになります。
ライフログの収集はIFTTTなどで半ば自動化していますから、通常はいわば勝手に更新されている状態なわけで、Evernoteを頻繁に開いて確認する事はあまりありません。
つまり、IFTTTとの連携が切れている事に気がつくのが、かなり遅れてしまうのです。初めてこの認証切れ攻撃を食らった時は、まあまあ大変なことになりましたよ・・・
様々なアプリを連携させていて、それぞれの認証期間が1年となれば、それが何月何日までなのかなんて覚えちゃおりませんから、突然更新の止まったEvernoteを前にして、原因を探すのに時間を取られることにもなります。
対策はリマインダーで
これに対して対策しているのが、単純にリマインダーを仕掛けるというものです。
私は日頃から忘れっぽいので、何かあるとリマインダーに頼っています。今回もこのリマインダーでEvernoteの連携期限が迫っていることを知って、というか思い出して事なきを得ました。
Evernoteには私のGmailを登録しているので、Evernoteからのお知らせはすべてGmailで送られてきます。先程のアプリ連携も、連携しましたよーというGmailが来ました。
Gmailには、Gmail by InboxというGoogle製の別アプリがあります。これにリマインダー機能が付いていて非常に便利なのです。
Evernoteで認証が終わるとこんなメールが届きます。ここで上の時計マークをタップ。
知らせてほしい日時を選択します。
これでリマインダーを設定したメールがスヌーズ状態になって、指定した日時が来るまでは非表示になります。
そして、その日時が来ると通知とともにメールが現れ、ホームにピン止めされます。通知を消したとしても、Inboxアプリを開くとピン止めされたリマインドメールが見えているので気がつく、というわけですね。
こんな感じでリマインダーを設定しておけば、Evernoteの連携期間のように1年という記憶に頼るにはちょっと長すぎる時間でも、思い出すことができるようになるというわけです。
ピン止めでInboxのホームにメールが留まっていますから、リマインダーが作動したその場ですぐに作業に取り掛かれなくても問題ないでしょう。
2017/05/06 追記
認証させているサービスが多い場合、再認証の日をまとめたいと思うことがあると思います。
Evernote側では認証日を設定できませんので、認証させたいサービス側で一度連携を解除して再認証するという手続きになります。
認証を解除すると、例えばIFTTTやmyThingsで作成したレシピが消えてしまうのではと思ってしまいますが、どちらもちゃんと残っていますし、再認証してもレシピは機能します。
たいした対策ではありませんが、自動的に認証期間を更新するようなことはできないようなので、1年後に再認証させるしかないとなると、こういうことくらいしかできないかもしれませんね。
それにしても、Evernoteの認証が切れるなら、せめてEvernoteから通知が欲しいところです・・・