相川七瀬じゃありません。
日帰り入浴施設ばっかり行ってやがってと言いたくなるエントリーが続きますが、ひっそりシール集めも行ってます。
そちらのほうはそろそろフェアの終わりが近づいていますから、そのうち書かせていただくとして、今日も懲りずに日帰り入浴関連です。
今日もひとっ風呂浴びに行っておりまして。ええええ。
昭和っぽい言い方をするなら、おそらくは人生でもっとも日帰り入浴ライフをエンジョイしてるんじゃないでしょうか。
自分史ともいえるライフログを日々せっせと収集しておりますが、何年か後に振り返ったら、こいつ風呂ばっか入ってやがるなと思うに違いありません。
お風呂の、特に泉質にこだわりはそんなにないよと、ブログ内でで書いています。
でも好みはある。
そういえば最近、ジャグジー系というか誤解を招かないという前提で書きますが、泡風呂。これにちょっとハマってるなと、ふっと自覚したんですね。
変わり湯ってたまにあるじゃないですか。
単なるお湯を張っただけの浴槽ではなく、ジェットバスとか寝湯とか変化球系の浴槽です。
やっぱり、わざわざ外に風呂に入りに行くってのは、家のお風呂じゃ味わえないような部分に魅力を感じて行くんでしょう。
広々としている。温泉である。外の景観を見ながら入浴できる。他にも色々ありますよね。
その中にはちょっと変わったお風呂に入ってみたいってのもあると思います。
お風呂、もしかすると温泉があちこちにあって比較的安価で利用できる環境というのは、よく考えたら贅沢極まりないし奇跡的だとすら思うのですが、人間というのは欲張りですから、ただお湯を張っただけのお風呂がポツンとあるだけだと、ちょっと味気ないなと思ったりもするのです。
そういう「お湯を張っただけの浴槽以外」というカテゴリー分けをイコール「変わり湯」とするならば、ジェットバスとかジャグジーみたいに、噴流や気泡を浴槽に出すタイプのお風呂はもう王道中の王道ですよね。
ホントにしなびた、しなーんっていう擬音が建物中に貼ってありそうな入浴施設でも、申し訳程度に若干の泡が出てたりすることがあります。
銭湯だってありますよね。
妙に深いタイル張りの浴槽に、これ熱すぎやしませんかってくらいの、しかも熱いからって水を出そうもんなら常連の爺さんから睨まれたりするような昔ながらの銭湯だって、やたらめったら勢いのいいジェットが出てたりするじゃないですか。
メジャー中のメジャーなジェットバスも、当たり外れがあります。
私の当たりジェットバス、あるいはジャグジーは、
・そんなに熱くない
・肩まで入れる深さと寄りかかれる場所がある
・その全身に当たるような泡あるいは噴流が出てくる
・願わくば泡と噴流の両方が出ている
・狭くない
これです。これこれ。
ボコボコと小さめの泡が遠目に見ると沸き立っているかのように水面下から湧き出ていて、それにほぼ全身を長時間当てていられるのがベストです。
ジェット系は浴槽の壁面から出ているのが普通だと思います。あわあわ系は下からですがたいてい浴槽の真ん中ですよね。
あわあわ系が身体を優しい感じでマッサージしてくれるので、ゆっくり浸かりたいんですけど、浴槽の真ん中って背もたれがないので、腰が悪い私には辛い体勢になりがちでね。
当然熱すぎても長湯できませんし、浅いのもイマイチ。
たまに寝湯のようにある程度リクライニングした体勢になる浴槽に、横とか下からバブルが出てるのもありますが、寝湯の角度って今までジャストこれこれってものに当たったことがありませんのでいい印象もないのです。
こんな感じでちょっとハマってる泡風呂ですが、ジェットバス系でこれはすごいなと思ったのも書いてみましょう。
普通のジェットバスって、ひとつから多くて三つくらいの噴出口から水流がドーッと出てくる感じで、腰とかに当たるように入るとちょっとしたマッサージ効果がある感じのものですよね。
私が入ったのは、浴槽の入り口が階段状になっていて、最終的にほぼ胸までの深さになる、立って入る浴槽でした。
その脇にボタンと手すりがあります。
そのボタンを押してみると、ちょうど腰くらいの高さから、水流で身体が押されるほどの勢いでジェットが、いやスーパージェットが出てくるんです。
手すりに捕まっていれば耐えられるんですけど、強烈な勢いのジェットバス。一番印象にあるのは新潟市内のスーパー温泉、湯ったり苑系列に置いてあるものですね。
さっきも書きましたが私は腰がよくありません。もう立てば痛いし座れば痛い。歩く姿も痛々しいってなもんでね。
その腰に重い一撃のように骨までズンズンくる感じのスーパーなジェットが当たると、マッサージ効果がハンパではありません。
さすがに常時噴出してると機械的な消耗も激しいんだと思いますが、ボタンを押すと一定時間ジェットがドドドっと出てくる仕組み。お風呂場でこういうのも面白い感じです。
ボタンといえば打たせ湯。今はあまり見なくなった気がします。福島県の健康ランドで打たれた記憶がありますが、別の県だったかもしれません。
とにかくどこかの健康ランドで、日付が変わる頃に入店。深夜、人の少なくなった風呂場に天井からパイプのようなものが出ていて、その真下は座れるようになってまして。
脇の壁にボタンがあって、その上に「打たせ湯」と書いてあったと思います。
仕組みはどうなっているのかわかりませんが、ただの滝状態でお湯が降ってくるのではなく、水の玉が連続で結構な威力で落ちてくる感じで、肩や背中に当てているとなかなかの修行感です。
最近は確かに見かけなくなったなという気がしますね。
サウナ系はどちらかというと苦手で、基本的に暑いのがダメなので今後よっぽどマゾに目覚めない限り、気まぐれ程度に入るくらいのものだと思います。
ですが、ミストサウナは大丈夫。むしろまあまあ好きな部類でね。
ミストサウナに入ったことのあるかたに共感いただけるかはわかりませんが、あの熱帯雨林感がなかなか心地良いと思うのです。
普通のサウナって汗が流れて不快になるんです。汗を流すために入ってるんですから当たり前なんですけど、もともと発汗量が多い方なので、汗をかくことにあまり価値を感じないんですよね。
その点ミストサウナはそういう嫌な感じがないので、両方あるような入浴施設ではほぼミストサウナへ行くことになります。
広めの施設ですと設置されているのが寝湯じゃないでしょうか。
だいたい2タイプに別れると思うのですが、主流なのが浅い縦長の浴槽で背中の部分が傾斜していて足を伸ばして入るもの。
あとは平らの床の上をお湯がじんわり流れていて、その上に寝るタイプですかね。
浴槽になっているものは角度やサイズ感が合わないこともあるので、そんなにいいなと思ったことはありません。ジェットバスやあわあわと合わせ技になっている、泡だけに合わせ技になっているタイプのものもありますよね。
完全に寝るタイプはどちらかというと岩盤浴チックな感覚で、身体が伸ばせるなら嫌いじゃありません。
あまり見かけませんが、いいなと思っているのがツボ風呂です。
私が入ったことがあるのは、最近行った長野のスーパー銭湯。
直径1mちょっとの円形のツボにお湯が張られているもので、五右衛門風呂といって通じるのかわかりませんが、そんな感じで入るお風呂です。
何がいいかって、大きな湯船に見ず知らずの人と入ることになるのが前提の入浴施設で、自分一人しか入れないというパーソナルなお風呂に入れる逆転現象。この違和感が面白いのです。
浴槽になるツボ自体はそういう感じで丸いので、ぶっちゃけ足を伸ばせないし、どっちかというと行儀悪く足を縁にかけるように突き出して入るほうがラクという、それほどいいものじゃありません。
ですがこの日帰り入浴施設でひとりだけの入浴スペースに入っているという、ちょっと不思議な感じが楽しいんですよね。
あとは電気風呂とか洞窟風呂とか、そういうのも入ったことがあったんじゃないかと思います。
あ、忘れちゃいけない。釜風呂にも入りましたね。
日帰り温泉レビュー かまぶろってなんだ? 長岡かまぶろ温泉 - Time goes around
変わったお風呂があるから、という理由で日帰り入浴施設を選ぶことはほとんどありません。ですから印象に残っているもの、あるいはスタンダードなもののお話になりましたが、全国各地には妙なお風呂もあるんでしょうね。
旅の途中でそういう珍しいお風呂に入れたら、このブログでも書いてみたいと思います。
ジェットバスやツボ風呂のことも書いてあります
日帰り温泉レビュー 長野県長野市 湯ったり苑 まめじま - Time goes around
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