MonoMax11月号付録 オロビアンコ 整理ができるケースを昨年モデルと比較

2017年10月29日日曜日

#グッズ #レビュー

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 ちょっと時間が経ちましたが、まだ店頭に売っているMonoMax誌11月号の付録 『オロビアンコ 整理ができるケース』を購入しました。
 実は一年前に同じ物を購入しています。これもMonoMax誌の付録でした。ほぼ同型なのですが、若干リニューアルされています。
 どういったものか、久しぶりの付録レビューをしてみたいと思います。
 

 

いわゆるトラベルポーチと言いますか、開けると中にフックがあって、ぶら下げると中に入っているものがひと目でわかるタイプの小さなバッグになります。

 アウトドア系だと例えばテントの中に吊るしておいたり、ホテル泊のような場合でも、ぶら下げて壁掛けの小物入れのような感覚で使えます。
 
 旅行というのは必要な物のみを持ち運ぶことになります。そうすると移動中はなるべくコンパクトになっている方がよく、ホテルやテントなどの仮の宿で荷物を広げることになります。
 仕方のないこととは言え、いずれは仮の宿から旅立つわけですから、広げた荷物をまたしまうということがどうしても起こるわけですね。
 
 使いやすくバーっと広げてしまいますと、片付けるのにひと苦労するのですが、このバッグのようにファスナーを開くと展開するタイプですと、中身を出さずに必要なものにアクセスできるという利点があります。
 
 逆に言えばこの手のバッグはファスナーを開けて手を突っ込んでゴソゴソやる使い方には向いていません。
 それよりはカパッと開けちゃってから、中身を取り出すようなイメージで使うものですね。
 
 
 そうなると中に入れる物って、ある程度決まってくるんじゃないかと思います。
 例えば化粧品や洗面道具。爪切りや整髪料関係などの小物類など。
 あるいはモバイルバッテリーやUSBなどのコード類。
 イヤフォンや折りたたみのスマホスタンドのような、ああいう細々した物なんかを持ち運ぶのに最適です。
 
 バッグの仕様的にも旅先などの行動中に頻繁に出し入れするというよりも、宿に入って落ち着いてから使う物を入れておくと、バッグの機能を上手く引き出せるんじゃないかと思います。
 
 
 昨年も同誌からほぼ仕様が同じ付録が付いてきました。
 こういうのが好きなものですから、時々良さそうな付録が付いていると買っていますが、今回のように設計の似た付録を目にする事も珍しくはありません。
 おそらくイチから企画し設計開発するより、好評な物を手直しして出す方がコスト的にもメリットがありそうですし、そういう現象が起こるんでしょうね。
 
 
 昨年モデルとの違いは、
 
 ・外見のカラーが紺からより黒系の強い渋い色に
 ・ぶら下げるフックがプラスチックからカラビナに変更
 ・ファスナーの取手部分の素材とデザイン変更
 ・メッシュポケットが追加
 ・取っ手の形状変更
 
 以上だと思います。測っちゃいませんがサイズや重さ、素材などに変更はなさそうです。
 

 表面は撥水加工されているとのことで、まあ用途からして手に持って歩くような感じのものではないので撥水加工が役に立つかどうかわかりませんが、ないよりあったほうがいいには違いありません。
 結構硬めの素材で、黙っていれば付録っぽいちゃちな感じはしないと思います。
 
取手とファスナー部分の比較


 私が買ったものは、カーブの部分でファスナーが開きにくい感じがするのですが、こういうものって個体差があるでしょうし、雑誌の付録はギュッと畳まれている時間が長いため、買ってすぐの段階ではそう感じるだけの可能性もあります。
 
 
左が今年版、右は昨年版

 変更点の中では、カラビナ。これは良し悪しがあるんじゃないかなと思っています。
 ただのフックから丈夫で取り替えも効くカラビナになったのは、基本的には改良だと思うのですが、金属になったことで中に入れたものを傷つける可能性が出てきました。
 特にメッシュポケットも追加になり、ファスナーを閉めると中身同士が重なるように収納されるので、表面が傷ついては困るようなアイテムはカラビナに当たらないように気をつけた方がいいでしょう。
 

 メッシュポケットの追加はいいですね。ちゃんと、ぶら下げても使えるようになっています。
 昨年モデルはファスナー付きの内ポケットが一つしかなく、外についている半端なサイズのオープンポケットに入れたくない物はここに入れるしかありませんでした。
 
 この三つのオープンポケットは、ちょっと使いにくいんですよね。開いた時に中身が落ちることがありますし、サイズも半端なので私の使い方では入れたい物がなく遊んでいました。
 大きなメインポケットの背面にはゴムバンドが縫い付けてあるのですが、これがオープンポケットの位置にあったらよりいい感じだなと思います。
 
 
 あと名前。このネーミング。
 まあダサいと思うんです。あまりブランドに価値を感じない人間なのですが、オロビアンコって名前の後に「整理ができるケース」ってどうなんだと。
 
 多分わざと付けているんだと思いますが、個人的には「狙って外してる感狙い」じゃなければ、普通に名付けたほうがいいんじゃないかと。
 モノの見た目や使った感じに名前が合っていなさ過ぎるのが、少なくとも成功じゃないなと思ってしまいます。
 
 
 全体的に使いやすい、いいものだと思います。
 ペンケースなどの文房具屋やモバイル関係の小物を入れて、仕事に持っていってもいいと思いますし、旅行用の身の回りの物を入れておくのもいいですね。
 
 私はモバイル関係の小道具を、今回買ったバッグに詰め込み持ち歩いています。
 それらが元々入っていた小さなカバンは、昨年モデルに入れていた洗面用具などの身支度モノを入れるために中身を入れ替え。
 
 それで昨年モデルが空いたのですが、それを旅に持っていく小物入れにしようと思っています。
 今年モデルとファスナーを閉めた状態のサイズ感が同じなので、大きなバッグに入れる際にサイズが揃っているとちょっと便利だったりする狙いがあるのです。
 
 付録感が少ない好アイテムです。昨年モデルを持っていますが、買って損は感じませんでした。こういったバッグを探している方は、使ってみるのもありかもしれません。

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