ブログでも時折紹介しておりますが、IFTTTとは、ってところから始めますと、ウェブ上のサービス同士を自動的に連携させるサービスと言えばいいんでしょうか。
Instagramにアップしたらツイッターにも自動的に投稿するとか、そういった感じでサービス同士を連携させて、より便利にしちまおうというものになります。
カレンダーを使い分けている場合
これまではIFTTTでグーグルカレンダーを利用しようとすると、IFTTTのアカウントに対してカレンダーをひとつしか選べませんでした。
グーグルカレンダー上で、複数のカレンダーを使っているかたも多いでしょう。
仕事用とプライベート、家族内での共有カレンダーなど、予定管理する場合にカレンダーを分けたほうが見やすかったりして便利ですからね。
私も幾つかのカレンダーを使い分けているのですが、やはりひとつのカレンダーしか選択できないのは、かなり不便でした。
今回のアップデートで、それが解消されました。
IFTTTでは、サービス同士の組み合わせをアプレットと呼ぶのですが、そのアプレット単位でカレンダーを選択することができるようになったのです。
さらに予定終了時間をトリガーとする事ができるようになりました。
これによって、今までは弱かったグーグルカレンダー関係の組み合わせが、まともに使えるようになったと思います。
Google Calendar×IFTTT
グーグルカレンダーの使い方として、IFTTTなどで他のサービスに連携させると面白い使い方が生まれます。
例えば、今日の日付や曜日、祝日や記念日などを一年分、ズラッと並べたものをExcelなどで作成し、CSVファイルにしてグーグルカレンダーの専用カレンダー(仮に「記念日カレンダー」としましょうか)にインポートします。
記念日カレンダーの予定開始時にツイートするように、IFTTTでアプレットを作成すると、記念日ツイートボットのようなものが出来上がります。
イベント初日やお店のオープンなどに合わせた、カウントダウンのような応用もできますね。
毎日でなくても特定の日、例えば誰かの誕生日や結婚記念日だけを登録し、ツイートではなくLINEやTodoistなどとすると、特定日のリマインドやToDoとして自動で作成されます。
私が使っている連携サービスはIFTTTの他にmyThingsがあります。
ふたつの大きな違いは、まずmyThingsは日本語に対応していること。あとは日本発のサービスなので天気予報の正確さなどで優位性があることです。
さらに地味にグーグルカレンダーのトリガーがIFTTTよりも幅広く設定でき、また複数のカレンダーにも対応していることも優位な点でした。
この地味な点がIFTTTのアップデートで失われてしまいました。
myThingsはアップデートが少なくなっていることもありますし、IFTTTとmyThingsが今後どうなっていくのかユーザーとして気になりますね。
※myThingsは2019年1月でサービス終了するとアナウンスがありました。