車のバッテリー上がり対策にジャンプスターターを購入

2018年11月30日金曜日

#グッズ #レビュー #車中泊 #旅

t f B! P L
 モバイルバッテリーとしても使える、Arteckのジャンプスターターを購入しました。

 冬期になると車のバッテリー関連のトラブルが増えます。
 実は最近、バッテリーの調子が悪くなってしまい、結局はバッテリー交換をしたのですが、冬場でもあちこち動き回ることもあり対策も兼ねての購入です。
 
 購入したのはこちら。「Arteck K12 ジャンプスターター 12V車用 8000mAh」になります。
 モバイルバッテリーとしてスマートフォンの充電などにも使えて、車に積んでおけばバッテリートラブル以外にも非常時の電源として使えそう、というのが購入理由です。

Arteckジャンプスターター

 さしあたってネットなどで調べてみたのですが、口コミ系の評価も悪くなく、カー用品店の店頭にあるものよりも安価だったのも理由のひとつです。
 

ジャンプスターターとはなんぞや


 ジャンプスターターというものを知ったのは、数年前にバッテリー上がりでJAFのお世話になった時でした。救援に来てくれたJAFの方が、バッテリー上がりの対策にこういう物もあると教えていただいたんですね。
 
 バッテリー上がりというと、救援車のバッテリーにブースターケーブルをつないで行う復旧方法がありますが、モバイルバッテリーサイズのこんな小さな電源からも復旧できるとは知りませんでした。
 
 それから気にはなっていたもののすっかり忘れていたのですが、最近のバッテリー不調でそのことを思い出して買ってみたわけです。
 

セット内容


 購入した物はAmazonで4,000円ほどで買える、8000mAhのタイプ。

ケースのサイズ比較

 薄い化粧箱に入っていて、到着した時は箱の角が潰れていましたが中身はこのようなガッチリしたケースに入っていて問題ありません。持ち手になるストラップが付いているのはいいですね。
 ケースは、私が使っているボディバッグより大きさも厚みもひと回り小さいサイズで、結構しっかりしたものです。
 
 ファスナーを開けてみると、バッテリーとケーブル類に取扱説明書が入っています。

ケースの中身

ケーブル類


 バッテリー本体は5.5インチのスマートフォンとほぼ同じサイズ。ジャンプスターターというと大型の物っぽいイメージですが、これでいいのと思う感じのスマートな見た目です。

 充電はすでに満タン状態でした。電源の下にLEDランプが付いていて、充電状態などを示しています。

バッテリー本体

 表面に電源スイッチがあり、左側面には充電用のMicroUSB端子があります。
 また上部には、ブースターケーブルを接続するための車のアイコンが描いてあるキャップ付きの端子と、モバイルバッテリーとして使うためのUSB端子にLEDライトがついています。

バッテリー本体側面
なにげにライトがあるのがいい

 付属の充電用ケーブルは、MicroUSBのType-Bに、ライトニングケーブルとType-Cに変換できるアダプターが付いています。ケーブルが短いのが気になりますが、市販のものでも代用できるはずですし問題ないでしょう。

 Type-Aというか要はノーマルなUSB端子へのアダプターはないので、必要なら別途購入しておくといいですね。
 またケーブルは付属していますが、ACやDC電源に直接つなぐプラグはありませんので、外出先で充電しようという場合などはあらかじめ準備したほうがいいでしょう。
 
充電用ケーブル

 日本語と英語のマニュアルが付いているのですが、日本語の方はおそらく機械翻訳そのままになっていて、読んでみるとかなりおかしな言葉が載っています。
 ちょっと調べた限りではArteck社がどこの国のメーカーなのか不明なのですが、Amazonに載っているカスタマーサービスの電話番号を見るに中国製ではないかと思います。

 このへんがちょっと不安になる部分ですが、とりあえずスマートフォンへの充電は行なえますし、2年間の保証が付いているのでひとまずは大丈夫ということにしておきます。

取扱説明書

取扱説明書
写真中央が良い例。おデバイス…

付加価値を持つモバイルバッテリー


 最近の電化製品は、USBから電源を取れるようにしてある物が増えています。
 代表的なものはノートパソコンですし、ニンテンドースイッチなどのポータブルゲーム機や、音楽を聴くためのプレーヤーやスピーカー、デジカメなどがすぐ思い浮かびます。
 他にも電気で発熱するブランケットや、小さめの扇風機みたいな商品でも採用されているのを見ます。
 
 USB端子で給電できる機器はモバイルバッテリーで動かせる物もあり、何らかの形で「予備のバッテリーを持ち歩く」ことって昔に比べたら段違いに増えました。
 私もスマートフォンを変えてバッテリー持ちがかなり良くなったのですが、それでも予備は持ち歩いていますしね。

 そういったことを考えると、モバイルバッテリーに車のバッテリートラブル対応という付加価値が付いているこの商品は、車を所持している方なら悪くないモノだと思うのです。

 例えば、普段はモバイルバッテリーとして車移動以外でも持ち歩き、ブースターケーブル部分は車内に常備しておくことで、トラブル時のお守りとして車内に置いておく以外に活用ができます。

車移動だからこそモバイルバッテリーが重要


 車で移動する時は、モバイル系のアイテムをシガーソケットから充電することも多いと思います。
 一見、車で移動するならモバイルバッテリーは不要な気がします。私も以前はそういう考えでした。

 ですが走行時はともかく、アイドリング時の車やバッテリーあるいは環境への負担の問題もあって、車以外から電源を確保したいと思うことが増えてきました。
 また、最近のスマートフォンなどはいわゆるガラケーよりも消費電力が大きく、ゆえにバッテリーの容量が大きくなったり充電池の性能が向上したことで、満充電までに時間がかかるようになったのも大きいんですよね。

 特にキャンプや車中泊などホテル以外で宿泊しようと思うと、エンジンを止めている間が長くなりがちな上に、運転以外の時間はそういったモバイル機器を使っていることが増えるので、予備のバッテリーは欠かせないのです。
 
 私はそういった旅もしますし、もっと早めに購入してもよかったなと思っています。

 
 
 車のバッテリーを交換して調子がいいこともあり、まだ実際にカーバッテリーに接続してエンジンをかけてみてはいません。
 そういったトラブルがないのが一番ですが、いざという時の手段があるとないのでは大きく違います。
 
 何らかのトラブルに見舞われなくてもモバイルバッテリーとしての用途がありますし、それほどかさばるものでもなく安価だったこともあり、悪い買い物じゃなかったかなと思っています。

QooQ