振り返れば2017年という年は、生涯で最も日帰り温泉に行ったんじゃないかと。ちょっとどうかしてるんじゃないのかと、我ながら思わなくもないのですが、まずはブログにエントリーした記事を振り返ってみましょう。
温泉三昧な17年
時系列順で昨年書いた記事を並べてみると、こんな感じでした。
2017年1月
・新発田温泉 あやめの湯
2017年2月
・新潟県のスーパー銭湯、湯ったり苑をハシゴした
・再訪 新潟県新発田市のあやめの湯で足湯を堪能してきました
・日帰り温泉レビュー 長岡市でもっともおすすめ! 「花みずき温泉 喜芳」
2017年3月
・日帰り温泉レビュー 【再訪】新潟県長岡市の「天然温泉 麻生の湯」で月見風呂をしながら思ったこと
2017年4月
・日帰り温泉レビュー かまぶろってなんだ? 長岡かまぶろ温泉
2017年6月
・日帰り温泉レビュー えちご川口温泉は露天風呂が最高でした
2017年8月
・日帰り入浴施設レビュー 長野県長野市 ぶらっと稲田
・日帰り温泉レビュー 長野県長野市 湯ったり苑 まめじま
・日帰り温泉レビュー 奥只見郷・日帰り温泉施設 ゆ〜パーク薬師で冷やしシャンプーを堪能
2017年9月
・再訪 えちご川口温泉へ二日連続で行った話
・佐渡ヶ島でちょっとディープなスポット巡り
2017年10月
・ふらたび 山形初秋編 温泉と玉こんが似合う秋
・新潟県日帰り温泉レビュー 柏崎〜上越ハシゴ風呂
2017年11月
・日帰り温泉レビュー 美術館と温泉が同居⁉ 越後妻有交流館キナーレ 明石の湯
2017年12月
・日帰り入浴施設レビュー ホテルディアモント新潟西で大浴場を独り占め
・日帰り温泉レビュー 新潟県妙高市 かわら亭 景虎の湯で湯上がりもまったりしてきました
各記事はこちらから
Time goes around: 日帰り温泉
と、まあこんな具合です。
昨年は87記事を書いていまして、そのうち日帰り温泉レビューが17件。
レビュー以外にも温泉関連のエントリーがありますから、ざっと2割は風呂に入った話をしてるという事になりますね。そんなにか。そんなになのか。
記事にしたのはこれだけですが、当然ながら何度も足を運んでいる所もありますし、行ったけど記事にするほどでもないってな所もあるんです。
ひとつの温泉施設で複数回記事を書いたりもしています。
そしてまだ行けていない地域、行ってみたい温泉施設もまだあるんですよねぇ・・・
唐突にベスト3を発表
ここからは新潟県の温泉施設で、実際に行った中からおすすめをベスト3まで書いてみます。
新潟県内、北から南まで結構なエリアの温泉施設に行きました。
これはもう、にわか新潟温泉レビュアーくらいは名乗ってもいいんじゃないのと。
そういうことで、せっかくですから個人的なおすすめ施設についても書いてみます。
例によって、私の場合は泉質とか掛け流しとかにはそれほどこだわりはなく、居心地や使い勝手みたいな部分が優先ですから、その点まずは断っておきますね。
★第1位 『花みずき温泉 喜芳』(長岡市)
県下でもトップクラスだと思っています。宿泊施設併設ですが、日帰り入浴施設は別棟になっていて、こちらも温泉旅館なイメージで統一されています。
アクセスも車さえあればそれほど悪くなく、内湯や露天風呂、脱衣所、休憩スペース、タオルやアメニティ類のサービスなど、どれを取っても文句なしでしょう。
基本的に加温循環ですが、露天風呂は一部源泉掛け流しになっています。
曜日と時間帯で料金設定か異なり、土日の昼間は料金的に割高感がありますが、その分平日夜のお得感がすごいですね。
宴会などにも使われるため、タイミングによっては賑やかすぎる感もあります。
★第2位 『えちご川口温泉』(長岡市川口地域)
露天風呂から見る夕陽が最高 |
立地的にちょっと難がありますが、穴場感や旅情といった点が魅力です。
高台に位置していて、近くを流れる魚野川が見下ろせ、内湯や露天風呂からは夕陽が落ちていくのを眺めることができます。この広々とした露天風呂が素晴らしいのです。
露天風呂は冬期は閉鎖されますが、茶色く濁った源泉露天風呂は通年で楽しめます。
建物も含めて全体的に広く、ゆったりとした造りのお風呂がいいですね。
料金的には若干高めでタオル別ですが、夕方以降の割引もあります。
平日夜が人も少なくおすすめなのですが、最終受付が20時までと早めな点に注意が必要ですね。
★第3位 槙尾湯ったり苑(新潟市)
スーパー銭湯で非天然温泉ですが、使い勝手がいい入浴施設です。チェーン店が同市内に複数店舗ありますが、ここが最もおすすめ。
各種ジェットバスや広めのミストサウナなどが特徴的で、市街地にも関わらず露天風呂が広めで開放感がある造りになっています。
料金的にはタオル別ですが普通レベル。
近くに学校があるためか客層は幅広く、基本的にはやや混んでいますが、立地的に新潟市の中心部ではないためか意外とお客さんが少ない時もあり、休憩所などでゆっくりできたりもします。
★番外編 かわら亭 景虎の湯(妙高市)
一度しか行っていないので評価は少し低めにしますが、つい最近お邪魔してかなり気に入っております。
値段が高めですが、お風呂や設備関係はかなり充実していました。風情や旅情といった面でも相当いいなと思っていまして、もう一度行きたい場所です。
こんな感じですかね。時間帯や暦によっては評価が変わりると思いますが、個人的なベストを選んでみました。
さらに番外編で、話のタネに一回行ってみるといいよという施設では、長岡市のかまぶろ温泉と十日町の明石の湯が印象深いですね。
新潟県の入浴施設の特徴
新潟県内の日帰り温泉施設の特徴を挙げてみると、
・早朝、深夜営業を行っている施設は少なめ
・料金は600円〜700円台が主流
・夕方以降に値引きする施設がある
・立地にもよるが若いお客さんも見かける
とまあ、こんな感じでしょうか。
街を見ていても、夜は比較的早めに閉まる店が多い印象ですから、温泉施設も遅くまで営業していないのかもしれません。お国柄というやつですかね。
料金的には、幅はあれど極端に高いとか安いという施設はほとんどなく、ある程度横並びな感じを受けますが、妥当じゃないかとも思います。
回数券やポイントサービス、LINEを使った割引施策などを行っている所も多く、常連になれば還元される仕組みがあるならやむなしでしょう。
設備更新の時期に来ているなと感じる温泉施設もありますし、儲かってくれないとサービスを受ける事もできませんから、末長く営業していってもらいたいですね。
まだあるお風呂の話
新潟県以外では、長野県と山形県でも日帰り温泉に行った話を書いています。
長野県では住宅地の真ん中にある施設と、天然温泉のスーパー銭湯の二ヶ所を記事にしています。
お盆期間だったものですから、ゆっくりのんびりするというわけにもいかず、そうなるといい印象を持ちにくいと思うのですが、それほど悪くなかったなというのが正直なところ。
ブログ本文にも書いていますが、楽しめるかどうかは結局自分次第なんですよね。
露天風呂で見上げた長野の青い空が、くっきりと思い出されます。
秋の山形では、道の駅併設の温泉施設へ行きました。
お風呂そのものは悪くはないなという感じでしたが、料金が安めで営業時間が長いとくれば旅人にとっちゃありがたいわけですよ。
道の駅自体が素晴らしかった事もあり、暮らせちゃう感でいっぱいでした。
以前行った、別の日帰り温泉にも行く予定だったのですが、結局かなわなかったのが心残りですね。
2017年に行った温泉施設を振り返ってみました。
数百円で広いお風呂、しかも温泉に入れちゃうってのは、考えてみればすごいことですよね。
軽く足を伸ばして行ったことのない温泉まで行こう、ってのもちょっとした旅の動機として充分なもので、今年も機会を見つけては日帰り温泉へ出かけることになりそうです。