そんな中で前回書いた道の駅 雨晴のすぐ近くに「越乃庭」という日帰り入浴施設があります。早速、道の駅を利用する際に立ち寄ってきたよというお話。
海沿いに建つ入浴施設
(料金、サービス等は訪れた当時のものとなります)
高岡市内を雨晴海岸に向かって走っていくと、雨晴トンネルに差し掛かります。そこを抜けると道の駅 雨晴があるのですが、今回登場する日帰り温泉施設「越乃庭」はそのトンネルの手前にあります。
JR氷見線の雨晴駅に行ったお話を書きましたが、こちらの越乃庭はその隣の駅である越中国分駅のすぐ隣に建っています。
朝風呂をやっているのが特徴的で、早朝5時30分から8時まで大人520円で入浴可能。
立山連峰から朝日が昇るのが見えるそうで、その景色もたまらないでしょうが、旅人にとっては朝早くからお風呂に入れちゃうのは便利がいいですよね。
営業時間はその後10時から再開され、通常営業として23時まで通してオープンしています。料金は大人620円です。
いざ入店
100円返却式の下駄箱に靴を入れてから、券売機で入場券を購入するスタイルです。
貸出のバスタオルが300円、浴室で使うフェイスタオルは120円で購入となっており、特に用意もなく手ぶらでお風呂に入ろうと思うとちょっと高めではないでしょうか。利用する場合はタオル類を持参するのがよさそうですね。
脱衣所のロッカーも100円返却式です。
これ、下駄箱もそうなので、返却されるとはいえ館内では実質的に、入浴料の他に下駄箱と脱衣所で合計200円が必要ということになります。さすがにちょっと面倒な気はしてきます。
お風呂場は小さめの浴槽が点在するような構成になっていました。週替りで男女入れ替え制のようです。
公式サイトによれば、館内の水はすべて地下から汲み上げたものを使用しているようですが、どうやら温泉というわけではなさそう。
私はあまり温泉の泉質にこだわりがないもので、成分表があったかどうかも記憶にないのですが、サイトにも明示されていませんしそういうことなのでしょう。
浴室は海に面していて、さらに露天風呂もあるのですが、しっかりと目張りがあって景色はそれほどいいとはいえない印象です。ロケーションとしては海沿いでいい感じだと思うのですが、すぐそばを電車が通っていたりしますから仕方がないと思います。
1階と2階にそれぞれ休憩スペースがあるのですが、海に面してガラス張りになっていて結構開放的でした。
使い勝手そのものは悪くない
訪れた時はゴールデンウィーク真っ只中。
居心地重視な私としては混んでて当たり前の時期に行っておいて、混んでるので星ひとつ! みたいな事を言うのもどうかしてると思うので、そのへんを突っ込んで書く気はありません。
というよりも元々、入浴施設の評価なんかしてないんですけどね。ええええ。
入浴料金はタオル持参であればごく一般的な金額ですし、コイン返却式ロッカーの多さや浴槽など利用者にとっては引っかかる部分もありますから、入浴目当てでわざわざ行くとすれば、他にも有力な選択肢がありそうです。
ただ、氷見市と高岡市の間に位置していて、道の駅まで遠くない立地がいいですよね。あと敷地内にコインランドリーがあるのも、旅人にはありがたいなと。
なおかつ早朝から深夜帯まで営業している入浴施設という意味で、トータル的な使い勝手は悪くないんじゃないでしょうか。
特に朝風呂は、旅の日程として例えば深夜まで移動して道の駅で仮眠、といったスケジュールを組む場合、かなりありがたい存在だと思います。
そんなわけで、富山旅の途中で立ち寄った日帰り入浴施設「越乃庭」に行ってきました。ぶらっと行った土地でぶらっと風呂に入る。しばし旅の疲れを癒やして、まだ旅は続いていきます。