そんなグーグルアシスタントで、ちょっと便利だなと思った使い方のお話。
誰か教えてくれないか
やっぱりね、忘れるじゃないですか。
やりたかったこと、やらなきゃいけないことでも、仕事や育児や家事やその他諸々で汲々と暮らしてりゃあね、そりゃあ忘れるってもんです。
年をとるとともにそういうことは増えていくもんで、いや年のせいにしちゃいけませんね。私は特に忘れっぽい。
人の名前、今朝の食事、冷蔵庫の中身、やらなきゃいけない手続きやら書類作成やら、抜ける抜ける。
特に出先で思いついたこと、思い出したこと。これってすぐにメモとかできないシチュエーションもあるじゃないですか。
紙の手帳にメモしても、定期的に手帳を見る習慣のある人ならそれでいいかもしれませんが、手帳にアウトプットしたことでどこか安心しちゃってそのまんま、ってこともありえますからね。
場合によっちゃあ、メモしたことも忘れてるっていう重篤な奇病、カタカナ4文字でいうとポンコツな私には手帳では間に合っていません。誰かに教えてもらわないと。
OK,Google 家に帰ったら◯◯して
そんなおポンコツな私は、リマインダーを仕掛けておく、というのを日常的にやっています。
要は目覚まし時計プラスメモみたいな感じで、リマインダー機能のあるEvernoteやGoogleKeepといったメモアプリを使って、例えば毎週木曜日の朝に「ペットボトルのゴミを捨てる」と通知されるようなやり方ですね。
他にも、利用料金の通知メールがくる携帯電話料金などはそのメールをスヌーズさせておいて、月末などのタイミングで一度に確認できるようにしています。これもリマインダーの一種でしょう。
加えて位置情報を使ったリマインダーというものがあって、近所のスーパーの近くに行ったら「醤油なくなってんぞ買ってきやがれコノヤロー」みたいな通知が来るようにしておくんです。ケンカはやめて。
で。
ある日、外出先で。
思いつきでこういうことってできるのかなと、グーグルアシスタントを呼び出しましてね。
こんなことを話しかけてみたんです。
そんなに梅酒が飲みたいか |
おお、できるんだ!
ちゃんと家に着いた、正確には周辺に到着した段階でスマホに通知がありました。
この家に着いたらってのがけっこう便利なんです。
何時に帰宅するかも見えないようなグッタリ仕事で全エネルギーを消費して辿り着いた自宅で、冷蔵庫のドアをおもむろに開けて缶ビールを取り出すのが精一杯だって日には、やりたかったことなんて完全に忘れてますからね。
そこでちゃんと、やりたかったことを教えてくれるのは相当便利じゃないかと。
家にいるタイミングで、メールやLINEやSNSの返事をしたいとか、冷蔵庫で眠ってる消費期限間近の食材をやっつけたいとか、学校や役所関係の書類に目を通すとか、そういうことを思い出させてくれるのに役立つんですよね。
なおかつ、スマホを取り出してグーグルアシスタントにボソボソっとしゃべるだけでセットできちゃう、かんたんさもすごくいいんです。あとテメーコノヤローとか言わない。口調が優しい。
覚えておくことから開放されたい
覚えておかなきゃって思うと、けっこうな負荷になっているもので、それを一旦忘れていいというメモリ開放的なまさに開放感。これも相当大きくて、今やらなきゃいけない別のことに切り替えていけるんですよね。
家に帰ったらだけではなく、応用していくと色んなシーンで使えそうなグーグルアシスタントのリマインダー。この思いつき以降、ちょくちょく使うようになりました。
この記事を書くこともリマインダーで思い出すっていう、ポンコツな、ドポンコツな私ですが、
いや待ってドポンコツは言い過ぎじゃね、もっと思いやりがあってもよくね?
…じゃあポンコツ様。おポンコツ様な私でも、こういうのを使って日常生活に支障をきたさないように、どうにか生きているというお話でした。