au Payとauじぶん銀行でキャッシュレスだけど現金も大事

2021年2月7日日曜日

#レビュー #雑記

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 UQmobileを使い始めたのが2年くらい前だったと思います。そこから、au系のサービスということでau Payとauじぶん銀行を、今年になって利用し始めました。

 サービス間の連携がよく、悪い言い方をすれば上手く囲いこまれてる感じはあるものの、実際便利だなというお話。

 

現金と電子決済のどっちもいる派


 古い人間だからというわけじゃありませんけど、どっちかといえば現金決済が染みついちゃってます。

 貨幣価値や制度がしっかりしてる国ですし、24時間利用できるコンビニや自販機があちこちにある環境ですから、とりあえずいくばくかのお金さえ持っておけばなんとかなるわけです。

 旅をするにしても、財布とチケットをちゃんと管理しておけばどうにかなるもので。

 

 ですが、その価値観を一番先に揺るがせたのが、Suicaのような交通系の電子マネーと乗換案内に接続できるスマホでした。

 

 私の場合、車で移動することが多くて、通勤にしろ旅にしろ電車や新幹線を使うシーンが少なかったんです。

 そうなると、切符を買うということにあまり親しみがないんですよね。ましてや知らない駅で電車の乗り換えみたいなのはどうにも面倒になってくるわけで、事前に調べるのもこれまた面倒だと。

 

 その点、地域によってはダメなパターンがあるものの、とりあえずSuicaにお金を入れておいてスマホで乗換案内サービスを見ていれば、どうにか目的地まで行ってしまえるってのは相当いい。

 しかもスマホひとつで決済から案内まで事足りちゃうってのは、要は財布プラスナビゲーションってことになりますから、便利極まりないんです。

 Suica決済ができるお店やホテルを使う限り、Suicaの残高さえあれば財布はいらなかったりもするっていうね。

 

 反面。

 電子マネーやバーコード決済に対応してないところも、まだまだあるじゃないですか。

 地元の人がメインの小さな日帰り温泉とか、商店といったほうがしっくりくる感じの小規模のスーパーとか、屋台や移動販売のちょっとした美味いものとかね。

 

 あと、お釣りの100円玉を差し出しながら「はい、100万円」って言っちゃう感じの、そんなこと言う人はもう絶滅したと思ってた感じのばあちゃんがレジ打ってる、商店街の食い物屋とかあるでしょうよ。

 

 ああいうところに行っちゃいがちだったりするんです。

 旅してると人の集まる有名系の観光地とか、流行りの飯屋とかどうも行きたがらない性分なんです。

 

 そうなると、現金を持っていたい。

 やっぱりさ、そういうところで「支払いはペイペイで」とか言っちゃダメなんだって。違うでしょって。そうなるの。

 

 だからやっぱりマネーをね、持ち歩く前提ではあるんです。

 そんな中でも、電子マネー決済とかは利用店舗が広がってきているのも事実で、ここまでに例に上げた地元の小規模なお店も電子マネー使えます、みたいになってたりして驚くことも増えてきてるんです。

 

 あれだよ、ばぁちゃんも案外やってんだよ。店先に手書きでツイッターのアカウント名書いて宣伝してる店とか、見たことあるからね。あなどっちゃならねぇっていう。

 

 だから今のところは、電子決済オンリーで現金なんて古いよねっていうのは、ちょっと了見が狭いだろう、現金のほうが便利な場合もあるし電子決済も使うスタンスですかね。

 

auPayはけっこう便利

 

 で。

 au系のバーコード決済である、auPayを使い始めました。

 

 どうでもいいけど、流行りなのか知らないけど、なんでなんちゃらペイって名前にしなきゃいけないのかね。

 セブンペイが大コケしたじゃないですか。あれもなんちゃらペイな名前だったけど、中身があんまりなのをゴーサイン出す側はよくわかってなかったようなニュースを見た記憶があるんですけどね。

 せめて名前くらいはさもうちょっとなんかないのって。企画会議的な場で承認する人たちは、そこは色々思うところがなかったのかなって思っちゃうよね。

 

 でね。

 使い勝手はいいほうだと思います。

 これはauじぶん銀行の口座を作っておく前提、というのがまずあるよと先に書いておきます。

 auPayへのチャージは、セブンイレブンやローソンでも可能なのですが、じぶん銀行の口座を持っているとそこからのチャージがアプリ上でできるってのが非常に便利なんですよね。

 

 加えてauPayプリペイドカード(旧auWALLETカード)を持っておくと、バーコード決済が利用できないお店でもカード決済ができれば、auPayのチャージ残高で支払いが可能になります。

 

 似たようなプリペイド(デビット)カードで、ゆうちょ銀行のmijicaを使っていたことがあるのですが、デビットカード決済可能な店舗がmijicaよりも多いんじゃないかと思っています。

 これは私調べですので、必ずしもそうとは限りませんし今後のサービスへの対応でどうなっていくかはわかりませんが、例えば出光系のガソリンスタンドでauPayガードが使えたりと、利用できるお店が多い気がしています。

 

 スマホでのバーコード決済もローソンを始めとして、対応店舗が私の生活圏内にちょくちょくあるのと、もともと利用頻度が高かったPontaポイントがauPayのポイントとして使えるようになったこともあって、ついそっちに行っちゃうというね。

 

 まんまと囲いこまれてる感じですよね。やられてます。資本主義にやられてます。

aupayが使えるお店


じぶん銀行と連携するとさらに使い勝手が上がる


 じぶん銀行はアプリがわかりやすくて、いい感じです。いわゆるネット銀行は初めて使ってみたんですけど、残高や引き落とし状況がスマホでわかるのは便利ですよね。

 

 既存の銀行でもそれぞれインターネットバンキングサービスがありますが、私が口座を持っている銀行は使い勝手がイマイチでほとんど利用していませんでしたから、auPayとの兼ね合いもあって一気に利用頻度が上がっています。

 

 またコンビニでの払込票を読み取って決済できるPayBを利用すると、公共料金などの支払いも自宅でできたりします。

 auPayでも払込票を読み取って支払いできるのですが、地域によっては対応している払込票が少ない状況かもしれません。

 

 引っ越しなどで、公共料金の引き落としやカード決済手続きを新たにしたいけどその手続きも面倒だとか、給料の振り込み日と各種支払日が上手く合わないから払込票を使いたいっていうパターンってあると思うんです。

 

 今まではそれでも引き落としなりの手続きをしておいたほうが、いちいち払込票を持ってコンビニに行く手間よりいいだろうという感じでしたけど、自宅で支払いできるなら引き落としじゃなくてもいいかもしれませんよね。

 

 こんな感じで、自分の行動範囲や地域に上手くハマってくれた、あるいはハマってしまったおかげでauPayやじぶん銀行を活用することが多くなりました。

 

auかんたん決済とauPayとじぶん銀行のトリプルアタック


 いわゆるキャリア決済、支払いがスマホなどの通信料金と一緒に請求されるというやつなんですが、auの場合はかんたん決済といわれるものがあります。

 

 このかんたん決済で、auPayのチャージが可能なんです。かんたん決済だけだと、ネット販売で対応している店舗やゲームなどの決済に使うくらいしかできないのですが、auPayにチャージできるとなると使える幅が一気に広がります。

 

 例えば財布を忘れた、もしくはカネはないけど、スマホはあると。

 で、じぶん銀行の口座にもお金が入ってなくてチャージできないけど、かんたん決済からチャージすれば当面大丈夫みたいなのも、やれるのとやれないのじゃ大きく違うわけです。

 

 そういう意味でも、この一連のサービスはすくなくとも悪くないものだと思っています。

 

 冒頭の方で書いたように、現金ってまだまだ持ってたほうがいいと思うんです。キャッシュレスとかね、まだちょっと洒落くさいでしょう。ミニマリスト臭がするじゃないですか。

 

 便利なものは便利で使う、にしても自分がそういう生活でそういう場所に行くなら現金を持つのが合理的だとも思うし、それに「お釣りの100万円」ってセリフがベタだった時代はとっくに過ぎたとはいえね、もうちょっと聞いていたいってそんな思いもあるんです。

 

 そんなですよ。そんな。

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