故あってスマホの機種変更をしてきました。
機種変更というか最終的には追加で1回線契約しての2台持ちになったのですが、ともかくメイン機種が変わったのでその際にやったことを、覚え書きとして記事にしておこうと思います。
そうそう、Androidスマートフォンの機種変更な上に、自分の環境のことしか書きませんから、iPhoneとかOSが違うとか今はそうじゃねぇよみたいなのは、まったく気にしちゃおりません。
一応、書いておくと、OSはAndroid10から11になりました。
機種変だけのはずだったのに
まぁ色々あったんですけど、それと今回の書きたいことを一緒にすると多分長くなるのは目に見えてんです。
いやね、そりゃあ事実だけを淡々と、淀みない小川のせせらぎみたいな調子で書けば短くもできますよ。やれるんですから、それくらいやれんです。
このブログの他の記事みたいに、いつもいつもダラダラと書きなぐってばかりじゃないの。ね?
2行。
2行でいいんだから。ほとんど妄想奇想なんだから。駄文イレブンいい奇文なんだからさ。そんなのを片っ端から削れば2行だって多い方だよ。
でもさ、そっちはそっちで色々書きたいこともあるわけ。だからあえて、記事を分けてね。ここではとりあえず、機種変更の際にやったことをザックリと書いていこうかなと。
旧端末で移行手続きが必要なもの
で、機種変するぞということになりましてね。
まずは、機種変更してもログインしなおすだけでいいアプリやサービスと、そうではないサービスってのを把握しておかなきゃいけないなと。
後者でとりあえず思いつくのは、LINEですよね。
LINEじゃないサービスでいいのがあればそっちに切り替えたいんだけど、他の人がLINEを使ってるから仕方なくっていう人なんです、あたしゃ。あたしゃそういうスタンスなんです。
で、仕方なく使ってるLINEの使いにくいところのひとつに、複数端末で使えないってのがあって。
同じアカウントに複数端末でログインできない仕様なので、機種変更の際は一旦旧端末で引き継ぎするぞ宣言をして、新端末でそのアカウント引き継ぎまーすってなことをしなきゃならないわけです。
なので、機種変更する前に、LINEのアプリ上でひとつ作業をしておかなくちゃなりません。
具体的には、LINEを立ち上げてホームから歯車マークをタップして、「アカウント引き継ぎ」というところへ進むと。
あ、その前にトーク履歴のバックアップも必要か。自分の場合はグーグルドライブに自動バックアップする設定にしてあります。
で、その引き継ぎするをやってから特定の時間内に新端末にLINEをインストールして、そこからこの新端末に引き継ぐためのステップがあるという感じ。
詳細は公式のページがあるので、そちらを確認したほうがいいと思います。
LINEあんぜん引き継ぎガイド|LINE https://guide.line.me/ja/migration/
面倒なのはこれを忘れてると、旧端末のデータが引き継げなくなるということ。機種変更前に旧端末でやらなくちゃいけないので、ふらっと家電量販店に行ってこれください的に機種変しちゃうのは危険なんです。
そんなことする人がいるかどうかは別として。いないと思うなぁ、いないと思う。全然いないと思う。ましてや、機種変しに行って回線増やして帰ってくるやつなんかいねぇよな。誰だそんなやつ。
新しいスマホで撮影 |
他にもそんなアプリがある
でね。
LINEがそういうのやんなきゃならないってのは、何度かスマホになって機種変してるって人ならなんとなく知ってたりすると思うんですけど、他にもいくつかそういうサービスやアプリがあるので、そんなのを書いてみたいと思います。
まずは、PayB。
これは払込票をスマホで読み込んで、自分の口座やクレジットカードから支払えるというサービスです。
元々、口座振替やクレカ払いにしてる人は必要ないかもですが、口座引き落としの手続きがすでにハードル高いってなかたもいましてね。
かくいうあたくしもそっち系だってのと、フリーランス時代なんかは収入が特定の日と決まっちゃいませんでしたから、引き落とし日の決まってる口座振替とかはイマイチ使いにくくてね。
かくして、いまだに払込票にお世話になっております。
なにかのついでに払込票持ってコンビニに寄るのは、特段苦にならないんですけど、あまりにも忙しいってタイミングもあったりするので、そういう時に家にいながら支払いができちゃうってのは結構便利なもので。
そういうニーズも多いのか、払込票のバーコードを読み取って決済できる企業や団体も増えているようですね。
PayBもそういったサービスのひとつで、対応している払込票をスマホで読み取って登録した銀行口座などから支払えるというもの。
これも機種変更をする時は旧端末のアプリから「機種変更コード」というものを発行する必要があります。
実は、PayBについては完全に盲点になっていて、新しい端末でアプリをインストールしてからその事実が発覚。今回は機種変ではなく新規回線にしていて、旧端末がまだ生きていたので事なきを得ましたが、旧端末を機種変の際に引き取ってもらうようなプログラムもありますから、そうしていたらアウトでした。
旧端末さえあれば、WIFIにつなぐなどしてネットへの接続を確保すれば、機種変更コードを発行できるのではないかと思います。たぶん。
カスタマイズした設定をエクスポート
他にも、アプリ内の設定をエクスポートしておくと、その設定ファイルをインポートすることで、新しい端末でもいちいち再設定することなく、スムースに今まで通りにアプリが使えるというものもいくつかあります。
覚え書きですから、今使っているアプリの中でそうしたものを列挙すると、
・Nova Launcher
・KLWP
・ついっとぺーん
・jota+
・MacroDroid
などでした。
Nova Launcherはいわゆるガラケーからスマホに変えた時から使い続けているホームアプリで、他のランチャーアプリも色々と試した結果、これに落ち着いています。
これは、ホーム画面をカスタマイズできるアプリのKLWPとも複合する話になるんですけど、ホーム画面はスクロールなしの1枚モノがいいと思っていて、そうなるとウィジェットはおろか、アプリアイコンすら邪魔だったりするんです。
目的のアプリまで何回も指をしゅっしゅしてページをめくるのが、どうも好きじゃないんですよね。
なので、KLWPに必要な情報を表示させて、不要なアプリを非表示にしてなおかつある程度フォルダにまとめられたアプリドロワーを、スワイプで呼び出せるNova Launcherとの組み合わせが、シンプルで使い勝手がいいというところに辿り着いちゃっておりまして。
今どきは、プリインストールのアプリも少なくなってるようですけど、ひと昔前はアンインストールできないアプリが山ほど入っててね。
アプリドロワーだとそういうのがズラッと表示されてしまうので、色々カスタマイズしてきた結果、そういうところに落ち着いちゃったもんですから、機種を変えても同じようにしたいっていう感じなんです。
話が案の定それつつありますが、スマホ操作のベースになるようなアプリは、機種変前に設定をエクスポートしておいて、新しい端末にインポートするといったことをしたほうが、より早くいつもの使い勝手にできるという感じです。
エクスポートとインポートですが、旧端末のSDカードにエクスポートしたデータを保存して、それを新端末に入れておけば問題なくインポートできると思います。
ただ、旧端末が残っていてネットに繋げられる場合は、グーグルドライブを経由したりPushBulletなどのデータ共有系のアプリで機種変後にそういったデータを渡すことも可能です。
本文に関係する画像を載せる気がないっていう |
前の端末は手元にあったほうが心強い
なので、機種変更の時に旧端末が手元に残せるなら、そうしたほうがいいなと思っているのですが、旧端末も生かしておく場合に不都合が起こるアプリもあります。
複数端末で同じアカウントにログインすると面倒なのは、グーグルマップのタイムラインがその筆頭な気がします。
位置情報が残るということに抵抗があるかたは、グーグルマップのこの機能を使ってないという場合もあると思いますが、自分の軌跡を振り返るというのはなかなか楽しいので利用しています。
ただし、複数端末を持っていると行動履歴が正しく取得できないことがあるので、どの端末から位置情報を残すのかを選んでおいたほうがいいと思います。
具体的には、グーグルマップのタイムラインからロケーション履歴と進み、「このアカウントに関連付けられているデバイス」という項目から、履歴を残さない端末のチェックを外しておきます。
チェックを普段持ち歩く端末だけにしておけば、家に置いてあるWIFI運用の旧端末で同じアカウントにログインしていても、履歴がおかしなことにならないというわけです。
同様に位置情報系のゲームなども、旧端末から移行した場合はアプリを削除したほうがいいかもしれません。
あとは、通知関係の設定も忘れがちで、アプリによってはバックグラウンドでの通信が許可されていなかったり、電池持ちをよくするためにオフになっているなどして通知がこない状態のものがあります。
天気予報アプリなどで地震などの災害情報を通知させれている場合は、それらについてはバックグラウンドでの通信をするように設定したほうがいいかもしれません。
具体的には設定から、アプリと通知に進み、特別なアプリアクセスという項目から、バッテリーセーバーやモバイルデータ関連の設定を見直す感じです。
詳細はアプリによって異なると思うので、ここでは省略します。
いずれにせよ、前の端末が手元にあると確認したりデータを移動したりできるので、なにかと便利なんですよね。
パスワード忘れちゃった問題
Androidの機種変更の場合は、同じグーグルのアカウントにするのであれば、ログインさえできれば、電話帳の移行には困らないというのが大きいですよね。昔は、電話帳の移行がまぁ面倒で。
それを理由に、疎遠になったちょっとアレな知人の電話番号を削除できたりもしましたけども。あー、機種変したから番号がわかんなくなっちゃって。なんていう言い訳もできたっていうね。
ただ、ログインさえできれば、というのがネックで、ともかくほとんどのアプリやサービスにアカウントの作成が必要でログインを求められるわけですよ。
IDがメールアドレスだったりすればそこはいいとして、問題はパスワードだと。これを全部覚えておくのは相当大変じゃないですか。
パスワード管理アプリなんてものもあって、それにもログインが必要だったりね。
さらには、最近じゃ少なくなったみたいですけど「秘密の質問」とかいって、初めて飼ったペットは? みたいないくつかある質問の中から、答えをあらかじめ設定しておくようなやつもあったりして。
初めて飼ったのが犬とか猫ならまだしも、ラクダとかさ。ありうるわけでしょ。アラブの石油王だってスマホ使うでしょうよ。
もうそんなのまで含めちゃうと、記憶に頼るのはほぼ無理だと。
パスワードを決める時に、パスワードの使い回しとかわかりやすい誕生日みたいなのはダメだとかもあったりして、さらに覚えにくくなってくるわけです。
だからといってメモるのも、パスワードという性質上よくはないじゃないですか。
説明的な画像を載せない、頑なな感じを表現 |
パスワードは特定のルールで決める
そういう時にちょっとしたコツがあるので、内緒で書いておきますね。
パスワードって今のところ、アルファベットと数字の混在したものにする、というのが主流だと思います。
そこで、アルファベット部分を先に統一して決めておくんです。これはなんでもいいんですけど、パスワードは6〜8文字以上というパターンが多いと思うので、最低でも4文字以上8文字くらいにしておくのがいいと思います。
これは誰にもわからないように、すぐに思い出せる綴りというか単語というかそういうものにしておきます。
で、数字は、そのアカウントを作った日にしておきます。例えば5月1日に作ったのなら0501といった感じです。
アカウントを作った日なんてのはいずれ忘れてしまうでしょうが、アカウントを作ると今はたいてい登録完了のメールが届きますから、メールの履歴を探せば日付も出てくるはずです。
このアルファベットと数字の組み合わせをパスワードにするのです。
そうすると、思い出しやすく、かつサービスごとに違う並びのパスワードがいくつでも作れます。厳密に言えば同じパスワードになる可能性はありますが、かなり低いはずです。
あとはその法則性を誰にも言わなければいいと。ツールやハッキングといった手段でパスを破られることはあるでしょうが、少なくともわかりやすすぎて誰かがヒントなしで辿り着くってことはごくまれだと思います。
ちょっと話はズレますが、パスワードって、自分にもしもなにごとかあって、家族や友人がアクセスしなければならないような場合には、逆に障害になるものでもあると思うんですよね。
その割には、ひとりあたりが相当数のパスワードを抱えて生活しなきゃいけない状況です。
パスワードは、必要な人には開示できるものであるべき、という部分もなくはないわけで、そういう時に完全ランダムだったり誰にもわからないようなものだったりするのも、ちょっと困るかなと考えたりもします。
機種変で半日潰れる
で、結局長いっていうね。
これで機種変の時のあんな話こんな話も混ぜたら、やっぱり1万文字は超えるんだろうな。別にして正解かな。
いや、2行でも書けますよ。
機種変マジ大変。
1行。この記事、1行でいいじゃんね。
だってさ、手続き自体に時間がかかるのは仕方ないとして、手続きが終わって買い物だけしてあとは寄り道せずに帰りですよ。
いつも通りに使える状態になるまで、なんだかんだで4時間近くかかったもん。
予約してほぼ待ち時間無しで手続きできたのに、家を出てからだとほぼほぼ半日潰れるからね。ゴールデンウィーク中にやって正解な気もしてくるっていう。
そのへんは別の記事に書くか。愚痴はたっぷりそっちに書くか。そうするか。