梅酒。
梅酒の紅茶割ですよ。今年に入ってからは、ほぼほぼそればっかり飲んでますね。
冬になると梅酒を買ってきて、あったかい紅茶を作って割って飲むってのはこのブログでも書いた気がするし、なんならツイッターでもうるさいくらい書いてる気がします。
銀の仮面に黒マフラー
あ、ツイッターじゃなくてエックスとかそういうのはいいんですよ。昔の名前で出ていますってやつでね。なんだっけあの人。渥美清じゃねぇや、大魔神でもない、小林旭。そうそれそれ。漢字三文字。だいたいあってる。
もうさ、あたしん中じゃぜんぜん馴染んでないから。エックスが。ぜんぜん。
この前、なんかの検索で県だったか市だったかのホームページ？ ウェブサイト？ そんなのを見てたらさ、ああいうところもSNSで発信してるじゃないですか。公的機関とか官公庁とかも今どきSNSのアカウント持ってて、色々と発信してるでしょう。
そこにその公式SNSのリンク集みたいなページがあってね。SNSとかそういうのもひとつじゃなくて、色々なのをやってて、たとえば〇〇県のYouTubeチャンネルとかインスタグラムとかずらっと並んでるの。
そこに、「〇〇県のエックス」って書いてあって。もうね、違和感しかないの。
そりゃ、ツイッターが始まった時からエックスって名前だったらさすがに違和感はないのかも知れないけど、みんなが色んなところでぶつぶつつぶやいてるのが、つぶやくってことがツイートの語源なわけでしょ。
もうさ、由来がわかんないじゃん。エックスってなによっていう。機能とかやれることとかと一切関係ない名前にしちゃったら終わりだって。
だって、イメチェンでもないんだぜ？ なんか以前のイメージを払拭したいとかさ、新しく生まれ変わったから名前も変えますってんならまだわかるけどさ。それでもないわけでしょ。ただただオーナーが変わったっていうだけで。
そりゃ、プロ野球の球団名は変わっていいよ。
ヤクルトスワローズのオーナーがヤクルトから吉野家に変わったんなら、吉野家モーモーズに変わればいいと思うよ。でもそれだって、吉野家になったってのがわかるじゃん。モーモーズになって然るべきじゃないですか。
然るべき？
いやそこはわかんねぇけど。でも名前で少なくとも吉野家のチームなんだなってのがパッとわかるでしょう。
エックスってなによ。
いやそりゃヴィジュアル系バンドの名前ならわかるって。企業の名前なんでしょ？ いやいや、ありますよ。名は体を表さない、聞いてもなんの会社ってなる企業なんていっぱいありますよ。
でもさ、プロ野球の球団を買収して名前が変わります、今日からオーナー企業の名前そのまんまつけます、その名も「にゅ」です。なんつって。
なんでって、弊社が「株式会社にゅ」なもんですから。なんつって。
広報課のしょぼくれたおじさんがさ、記者会見で出てきてさ。私、株式会社にゅの広報担当の我修院 幸之助と申します。この度は弊社が本球団のオーナーとなりまして、つきましては球団名を新たにし、より一層プロ野球界を盛り上げてまいりたいということで、このような会見の席を設けさせていただきました。
ドラムロールが流れてきてさ。
しょぼくれた、よれっとしたスーツの広報課の我修院さんの後ろにあったカーテンがサーって左右に分かれて。一段高くなってるステージが現れてさ。
有名な書家の人が長い白髪を後ろに束ねて、和装してたすき掛けで出てきて。床に敷いた巨大な紙の上に両手で持った筆で、ずぅわああああって。
まさに全身で、全身全霊で何かを書いてるんだけど見えないわけ。一段高くなってるステージの上だから、なにを書いてるかはまだ見えないわけ。
で、その書家の先生が一礼して去った後にその紙がゆっくりと起き上がってきて。圧倒的な迫力の達筆さで、
にゅ
みんな、きょとーんって。
集まったマスコミ各社もスポーツ評論家も球団関係者も全員きょとーんって。
馬鹿にするんじゃないよ。にゅだって意味があるかもしれないじゃん。なんか。
エックスにも意味合いとか由来はあんのかも知んないけどさ、球団名とかバンドの名前とかじゃなくSNSっていうサービスの名前に、しかも記号的ですらあるアルファベットのひと文字みたいなのをつけられても全然入ってこないっていうか。
だからあたしゃ、ツイッターで通すしツイートって書くことにしてますけどね。エックスで20年くらいやれば流石に浸透しちゃうかもだけど、その頃にはまた変わってんでしょ。バミバミ・コーポレーションが買い取って、バミバミ(旧エックス、元ツイッター)みたいなことになってんでしょ、きっと。
そうすると公的機関のリンク集みたいなところに、気象庁のバミバミってのが載るんだよ。なにそれっていう。
…何の話だっけ？
ツイッターの話を1000文字も書くつもりなかったからさ。元々なんだっけ。
梅酒だ。そうだよ。
濃厚黒梅酒
冬になると定番なんですけど、梅酒を買ってきて紅茶割りにするんです。別に高級な梅酒じゃなくてよくて、紅茶のほうもよくあるティーバックで全然いいんですけど。
要はお湯割りなんだけど、そのお湯でいったん紅茶を作っておくと。そこに梅酒を注ぐんですけど、またちょっと味わいが変わってこれがいいんですよ。お砂糖とかは梅酒があるのでなしのほうがいいと思いますけど、分量とかは適当で何度がやってみて好きなやつでいいんです。
まってね。一応書いとくけど、これは読んでるみなさん向けじゃなくて自分に対してだけど。
なんかさっき書家の人がずぅわああああって書いてるくだり、あれいる？ 編集って知ってる？ 思いついたまま書いてもいいけど、あれいるの？
消さないんだ、そうかぁ消さないのかぁ。
で。
自分との対話は終わったから。続けますよ。
この冬は梅酒の紅茶割り自体を忘れてて、スーパーのお酒コーナーをウロウロしてたら梅酒エリアに辿り着きましてね。そういえば、冬になってからまだ飲んでないなということになり。
ついでにまだ飲んだことのない梅酒が、お試しで買ってもいいような値段で置いてあったもんですから、早速買っちゃいまして。
サッポロから出てる「濃厚黒梅酒」ってやつなんですけど。ネーミングがわかりやすい。そういうことだよね。
これがなかなか美味くて。去年まではメルシャンの「まっこい梅酒」をずっと好んで買ってましたけど、今年はこれでいこうかなと思うくらい、ハマってますね。
で、寝る前とかあったかい梅酒の紅茶割りを飲んで、そうすると寝付きもいいような気がしてきて。いやね、ただただ美味いから飲みたいってだけなんですけど、ちょっと身体をあっためてから寝るとなんかいいような気もしてきちゃうっていうか。
こういうのって、誰かに言われたんじゃなくて自分でそう思うっていうのが重要でさ。それが暗示であってもプラシーボ効果であっても、そこは大事なことじゃないっていうか。
自分でそう思って感じたことって、本当のところはどうであれ強みになるっていう。
そういうのもあって、最近は夜になるととりあえずお湯を沸かして紅茶を淹れて梅酒注いでっていうのが、スタンダードになっています。
でね。
その、もしかしたら、あったかいものが身体にいいんじゃないか、みたいな考えになってくるわけです。
だってさ、スーパーのお惣菜をあたためるのすら、面倒になるようなダメ人間なんですよ。自分の部屋の電子レンジまで辿り着けないんだから。特に仕事終わりとかぐったりしてて、なんにもする気が起きないわけ。
スーパーだって、職場からの通り道にあるとか家から近いとかってことになると、行ける店が限定されるじゃないですか。ぐったりぐったりしてる状態で、あちこち行きたくないからさ。特に今いるところはこの季節、雪が積もっちゃうと道路事情もよくないし。
見飽きたいつものスーパーの、特に変わり映えしないお惣菜のしかも売れ残りともなると、ぐったりした気分を動かすほどのチカラがないんだよ。ぐったりハートがときめくようなお惣菜は、もうとっくに売れちゃって棚にはないわけ。
半額シールでも貼ってあれば仕方無しに手に取ることもあるだろうけどさ、2割引くらいの中途半端なコロッケとかは無理だって。ガッサガサの心は反応しないの。
そうなるともう、夕ご飯とかえびせんでよくね？ ってなっちゃうよね。なんなら帰って部屋着に着替えて布団に潜り込んで食えるからね。えびせんならやれるから。デミグラスソースの手ごねハンバーグじゃそうはいかないじゃん。
こちとら疲れてっから。ド疲労ド困憊だから。普通にテーブルに乗っけて食うのすら面倒なの。かといって手ごねハンバーグを寝ながらは食えないよ。顔がデミグラスソースになるじゃん。
でもさ、梅酒のホットみたいなのを飲んだら寝付きがいいなってことになると、やっぱりちょっとまともな物を夕ご飯にしたほうがいいのかしらってなるわけですよ。えびせんも美味いよ。最高ですよ。でも、えびせんあっためるわけにもいかねぇっていうか。
かといって、いつものスーパーに行ってもろくなもんは残ってないと。そうはいっても、仕事で遅くなった上に明日もそこそこ朝が早いっていう時に、雪の中を延々と走って別のスーパーまでってのもキツいじゃないですか。
じゃあわかった。
せめて週末。次の日が休みの週末くらいは、夜遅くても比較的色々と残ってる事が多いと知ってる、ちょっと遠いスーパーまで行こうじゃないか。見知っているとはいえ、いつもと違う惣菜メニューってだけでも、少しはなにか食べる気になるんじゃないか。そう決めてたんです。
そしたら、天気予報で週末は大雪になりそうだと。不要不急の外出は避けてね的なのをネットで見ましてね。
そうか、だったら金曜日の仕事終わりにちょっとがんばって、土日に一歩も外に出なくていいくらいの買い物をしておいて、この週末はなるべく家にいて体力の回復に努めよう。そうだそうだ、そうしよう。
そういうのもあって、金曜日の夜にちょいと遠出するのはほぼ決まりっていう感じでその週は進んでいったんですけどね。
土日の過ごし方で悩む
当日。金曜日に天気予報を見たら、どうも予報が変わってると。今夜から雪になりそうだと。
その、自分の中では穴場的な、夜遅めに行ってもお惣菜がまあまあ売れ残ってるスーパーってのは、この地域でもけっこう雪深いあたりにあるのね。
不思議なもので、距離にしてはそれほどでもないのに、あるところを堺にして急に雪がすごくなるある種の境界線みたいなものがあるんです。
グラデーションがあって徐々に雪景色になっていくっていう感じじゃなくて、例えばとある橋を渡るとガラッと雪深くなってるみたいな。
そんな地域にあるスーパーまで、行くっていうだけでも気が重いわけ。特に今年は、雪が降って道が悪くなるものの、きちんと除雪してくれてたり気温が上がって間もなく溶けたりしてて圧雪の上を滑らないように運転し続ける日々が続く、みたいなことにはなってないのね。
そのぶん、雪道を走るっていうことに精神的なハードルが高いんです。来る日も来る日も雪また雪だったら、諦めて走るしかないし慣れてもくるんだけど、今年はまだそうはなってないからさ。やっぱり嫌なの。
でもまあ、大雪になってからあわてて買い物とかで外出するくらいなら、雪の降り始めになんとか走って用を足しておきたいということで、予定通り金曜の夜に買い物に行ったんです。
またそれが、仕事も早く終わったりはしなくてさ。ちょっと残業して職場を出たんですけど、まだ雨で。ああ、これが雪になっていくんだなっていうのは経験的にわかったから、今のうちだってことで。
そこでふと思ったのは、今夜。つまり金曜の夜から最悪は日曜日まで外に出なくてもいいくらいの食料を確保するっていうことだよなと。
え、どうすりゃいいの？
もう何度も書いてますけど、こちとら料理ってのが基本苦手なんです。上手くやれないし、やったところでもう5年はしなくていいやと思うくらい、悲惨なことになったりするの。
かといって、お惣菜はいくら冬だっていったって、そんなに長く保たないでしょう。そりゃ、夕ご飯はえびせんでいいかと思うくらい雑な食生活ですから、レンジであっためるパックのご飯とふりかけでもいいですよ。でも金曜の夜から日曜日までまるっと全部それは、さすがにつらい。
ふりかけでしょ、卵かけご飯でしょ、醤油かけご飯でしょ、ツナ缶もあるからそれ乗っけるでしょ。
4食。4食はそれでいけるな。あ、かつおぶしかけて5食目。お湯もかければ6食目。いけるんじゃね？ 案外いけんじゃね？
なんだっけ、あったかいものを食べたほうがいいからってことじゃなかったっけ。もうどっか行っちゃってるから。雑メシのレパートリーを指折り数えてんじゃねぇよ。
それで、どうしようと。これ、冗談でもなくて結構深刻なことだったりするんです。自分の中では。
いよいよとなったら雑なメシでもなんでも食えばいいんです。技量もないのに、そんな美味いものを求めちゃいないのね。
だけど、体力の回復っていうこともあるわけ。殺伐とした毎日から開放される、たまさかの休みなんだから。なるべくでいいから、それなりのものを食べておきたいじゃない。
逃げ腰で目玉焼き
じゃあもう鍋しかないなと。
焼くとか炒めるとかは無理だって。こわいじゃん。油とかはねるじゃん。ぱちぱちいうじゃん。
マジで、持ってる中でいっちばん長い菜箸みたいなののしかも一番上のほうを持って、手を思いっきり伸ばしてやるんだから。危険行為。
目玉焼きだってウチのクッキングヒーターの火力を最低にして、卵を落としたら速攻で蓋するもん。目玉焼き好きだから、これまで何度もチャレンジしてるんですけど。
それこそツイッターのフォロワーさんから、弱火でやったほうがいいって教わってから多少マシになったけどさ。それまでなんか、サラダ油入れすぎて地獄みたいになってるところに卵落としてバシューっ！ ギャァァァー！ ってなってんだから。
今だって、我慢に我慢を重ねてガラスになってる蓋ごしにさ。まだかな、そろそろよくね、を何十回か繰り返してから蓋を開けてさ。
んで、フライ返しを持って皿に乗せる時に失敗して大変なことになるんだから。凄惨な現場みたいな。R指定のホラー映画のオープニングみてぇなことになるんだからさ。
そんな有り様なのに、焼くとか炒めるとかは無理じゃん。金曜日の夜にそうなってみな。二度とキッチンに近寄らないから。布団に潜り込んでえびせんで我慢だよ。土日はえびせんで命をつなぐんだよ。
だからせめてやれそうなのは、煮ること。つまり鍋物。
これなら味はともかく、吹きこぼれさえ気をつければお湯を沸かすのと一緒じゃんね。煮えてきたら温度設定を下げればいいんだもん。
なので、お鍋にしよう。この週末はお鍋でいこう。おでんでもいいし、白菜つっこんでもいいし、カレー的なものにしてもいいじゃん。それだ。
そうすると、ちょっと考えることがあってね。
いつも行く、近所のスーパーはお惣菜はぶっちゃけもう食べ飽きちゃってるし、そもそものメニューも少ないのね。
でも、食材。中でも野菜とかお肉系はけっこう品揃えがいいと思ってて。
品揃えがいいなんていっても、所詮は料理もまともにできないやつの言ってることだからさ。結局値段とかで比べることになっちゃうんだけど、一応はスーパーマーケット巡りみたいなこともやってて、それなりにいいなと思ってるのね。
逆に、もともと行こうとしてたちょっと遠いけど穴場なスーパーは、生鮮品にしろお菓子とか調味料とか飲み物系とか全般的にちょっと高い。もちろん安いものもあるけど、お鍋の具材を揃えるとなると近所のスーパーへ行ったほうがよさそうだなと。
予定外の具材登場にスタジオも騒然
だから、仕事が終わってまずはいつもの近所にあるスーパーへ行ってみたのね。
それがこの日に限って、お弁当が半額シールを貼ったままで結構な数が売れ残ってて。
確かに食い飽きてるけど半額となれば別でしょう。だって、今夜のぶんと明日の朝のぶんの二個買っても全額だよ？ 半額プラス半額で全額なんだよ？
ただそれでも明日の朝までの食料しかないから、やっぱりお鍋作戦は変更なしってことで、生鮮品とかのコーナーを見てたら国内産の牡蠣がすごい安値で売っててさ。牡蠣鍋だなと。これは牡蠣鍋しかないなと。
もちろん作ったことはないですよ。そもそも牡蠣鍋に牡蠣以外に何が入ってたかなんて覚えちゃいないしさ。
でもね、便利な時代になったよね。ポッケに入ってるスマホで調べりゃいいんだよ。で、適当に検索したらネギとかニラとかがいいらしい。あと一応、お肉とかそんなのを買って、店を出たんです。
で、どうするのと。
確かにこれだけあれば充分生きていけるって買い物は済ませちゃったよね。
どうするの、件のちょっと遠い穴場のスーパー、行く？
行かなくてもいいなと一瞬思った。思ったけど、もうそのつもりで今週ずっときちゃってるからさ、とりあえず行ってみて、なんかあるかも知れないし。
そう思い直して、助手席に買い物袋を乗っけたまま雪に変わりそうな雨の中を走り出したんです。
その途中で、そういえば梅酒。冒頭に書いた濃厚黒梅酒を買ってないなってことに気が付きまして。
これが新商品がどうかもわからないんだけど。なにせ去年までは違う梅酒で紅茶割してたから。
仮に新商品だったら、これから行くスーパーにも置いてあるかもしれないしそこで買えばいいや。置いてなかったとしても、去年まで買ってた梅酒があればそれでもいいし、なんてことを思いつつ車を走らせてたんですけどね。
そのスーパーがある街まではトンネルをいくつか抜けていくんだけど、最後のトンネルを抜けた途端にみぞれがすごい勢いで降ってきて。道がどんどん白くなっていくんだ。
まあなに、知ってますよ。豪雪地帯ってのは知ってますけどね。最後のトンネル前後ってそんなに距離はないやつですよ。もうばっさはさなの。マジでってなるくらい。
ピリ辛とり野菜みそ鍋だと？
ともかくそのまままっすぐスーパーまで行って、防寒用に着てるぬっくぬくの上着のフードを目深にかぶって早足で店内に入ったんです。
目的はこの時間でも残ってる、しかも値引きもされてるのに残っちゃってることの多いお惣菜なんだけど、この日はそんなに残ってなくて。
しばらくこない間に客層が変わったのか値引きのタイミングを変えたのか、それともお惣菜自体を置く量が減ってるのか、それともそれともたまたまなのか。
不思議なもので、いつもない店にはお弁当が残ってて、いつもあると思ってる店にはなんにもにいっていうね。
その理由を知る由もないんだけど、とにかくそれほどない中から、よく買う焼き鳥とかを拾ってカゴに入れつつお酒コーナーに移動しまして。
梅酒が置いてあるあたりを探したら、そもそも梅酒の取り扱い自体がそれほどなくて目当ての濃厚黒梅酒も当然ないんだ。去年まで飲んでた銘柄があったものの、それはなんかちょっと違うかなってことになり。
せっかく来たしと、買い物カゴの中身がぜんぜん埋まらないまま店内を徘徊してたら、こんなのを見つけて。
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| このお姉さんの色合いとか髪型とかすごくね？ |
石川県のメーカーが作ってるらしい。買って応援的なことが手書きのポップにそれとなく書いてあったっけ。
そういえば石川県って最後に行ったの、いつだっけ。その時もスーパーマーケット巡ったけど、こんなのあったっけ。
あれ、そういえば鍋にするんだよな。この土日は鍋でどうにかしのぐんじゃなかったっけ。
ちょうどいいじゃない。ピリ辛とり野菜みそ鍋だって。美味そうじゃないの。なにこの、もってこいなやつ。
裏面を見ると鍋の作り方も書いてあって、それがまたあたしでも作れそうな簡潔なやつなんだ。水にこのみそを溶かして、野菜と肉を入れて煮るみたいなことしか書いてないの。
今のレシピとかが書いてあるサイトって、なんかもう見るだけで面倒くさいっていうか。ニンジン2/3本をイチョウ切りにしたもの、みたいなのはもういいよってなるの。
献立表ができたよ
あれ？
そういえば、なんかついさっきもレシピ検索しなかったっけ？ あれなんだったっけ？
そうだよ。牡蠣があるんじゃん。牡蠣鍋の材料を検索したじゃん。安いからって相当量買った牡蠣があるんじゃん。安いのには理由があって早く食べたほうがいいやつなんだって。
え、どうするの。今夜は牡蠣なの？
でもお弁当もホラ、今夜と明日の朝のぶんまで買ったし。なんならお肉もかったもんね。
この鍋の素みたいなのも買うんでしょ。買わない手はないよ。もってこいのやつじゃない。
え、まって。
今夜… 牡蠣鍋
明日の朝… お弁当その1と牡蠣鍋の残り
明日の昼… お弁当その2
明日の夜… ピリ辛味噌鍋
明後日の朝と昼… 鍋の残り
明後日の夜… ラーメン
できた。すげぇ。こんなに緻密なスケジュールっていうか献立を決めたことある？ 給食センターかよ。完璧じゃないこれ。すごくない？
ああ、正解。大正解ですよ。そんなね、スケジュール組んだってその通りになんかやらないんだから。
牡蠣はガッツリ煮ただけで、鍋にはせずに醤油でいただいたし、次の日の昼には件のピリ辛味噌鍋作ったし。
なんなら金曜の夜には梅酒がなくなって土曜日に雪の中近所のスーパーまで買いに行ったからね。
結局、外に出てんだよ。だったら買いだめとかしなくていいんだって。ピリ辛みそ鍋だって、お肉とチンゲンサイを入れたら鍋にいっぱいになったからニラもネギも入らなくって、日曜の今だってまだそのままあるんだから。
そもそもツイッターの名前がうんぬんみたいな、本題とぜんっぜん関係ないことで1000文字も使うような、そんなのもともとの予定にないんだから。脳と指が直結してドロって出てきたやつなんだから。そんなやつが予定通りの土日なんざ過ごせないんだって。
だって日曜日の今、晴れてんだぜ？ 寒波は明日なんだって。今日も買い物に行くよ。
だってピリ辛味噌鍋美味かったもん。たぶん、店頭に並んでるのなんて今だけだから、このブログをアップしたら買いに行くもんね。買って応援だからいいんだよ。なんだよなんだよ。
そんなだよ。そんな。
