雑談ラジオ 帽子とスーツとわたし

2024年5月26日日曜日

#グッズ #コンビニ

t f B! P L

 はい。

 始まりましたね。何から書こうかな。

 とりあえず、5月はなんだかバタバタしてまして。週末になると、急遽決まったような予定があったり前々から決まってたのがあったり、ともかく落ち着かない感じだったんです。

いつもは行かない空の下

 だいたいは仕事絡みなんですけど、完全に仕事ってわけでもなく。ちょっとしたイベント事のお手伝いにかり出されたり、催し物に参加したりといった感じでね。

 どっちも、その、どう言えばいいかな。

 普段だったら、自分の行動範囲外の場所だったんです。寄り付かない場所。場違い感がすごいっていうか。

 イベントの方はオール屋外で開催されてまして。

 当日はギリで天気はもちそうだなくらいの曇天だったんですけど、普段は散歩くらいはするもののそんなに日がな一日ずーっと屋外にいるってことはまずないのね。

 あたしだってお年頃ですから。お肌の曲がり角的なものはぎゅーんと曲がってとっくに通過してんです。鈴鹿サーキットくらいの勢いで、アウト・イン・アウトで曲がってますから。

 だからその、日焼け止めとか持ってないわけ。かといって長袖は暑いんじゃないのっていう感じの予報なんだ。

 で、そのイベントに参加することになったのが前日のお昼ごろで、その時はまた病気が出ててどっかへフラフラ出かけてたんです。次の日もどうせ休みだしと思って、例によってまったく計画とかのない旅。

 旅じゃないか、徘徊だよね。逮捕されないってだけで、あんなのただの徘徊だよ。職質はされるでしょうよ。見るからにあやしいもんね。海辺で小一時間ぼーっとしてたりするし。

徘徊中に鳴る電話

 んで、そうやってなんのアテもなく徘徊してたら、滅多に鳴らない電話が鳴っての、そのイベントをちょっと手伝ってほしいんだっていう内容だったの。

 それも今夜打ち合わせしたいっていう感じだったけど、それはちょっと無理ですと。あたしだってプライベートってもんがありますから。

 第一、その軽く飲みながらの打ち合わせとやらの時間に、今いる場所からじゃ物理的に間に合わない場所にいたんです。

 今どこそこにいるんですって電話口で言ったら、えっ? ってなってたからね。電話の向こうで明らかに引いてたから。

 まあでも今日中にはおうちに帰りますから、明日のそのイベントはいいですよ、お手伝いだかなんだか知らないけどやりますよとなって。

 や、別にそんなのやんなくてもいいんですよ。お断りしてもいいんです。

 でも、よくよく考えると、その日だって別に予定なんかないわけ。まったくノープランで徘徊して、偶然見かけたものになにか面白いことがあればいいなっていうさ。

 あたしの旅なんてそれだけで成り立ってるから。

 それと基本同じじゃないですか。急遽、こういうのをやってるから手伝ってくんない? って声がかかるのも偶然だろうし、そういうのがないと巡り合わないものが面白いんじゃないかっていう。

今日は今日、明日は明日

 そんな感じで、予定外のことで出先から戻ってくることになったのはいいんですけど、その日は自分の時間ですから。次の日どうなるみたいなのは、そこからまったく考えないことにして夜も遅くに家に着きまして。

 で、そこでやっと明日に向き合えたっていう感じで。

 詳しくはわからないけど、そのイベントはどうやら丸一日お外にいるらしいと。

 当日の天気予報を見て、こんな服装でいいかなと。さいわい、軽いサンダルはゴールデンウィークの旅で買ったばかりで持ってるし、足元もオーケーだと。

 あー、そのサンダルのことも書いておきたいんだけど、あれか、別の記事にするか。もったいないから。たいして更新しないブログなんだから、ネタがもったいないから。

 え、だったらいつもいつもよくわからない妄想話をちょいちょい挟んで、ひとつの記事がトータル1万文字とかになるのを分割すればよくない?

 いいの、そういうのはいいの。分割して引っ張るような内容でもないんだから。どうせたいした話してないんだからいいの。

 でね。

 この時点ではもう夜もけっこう遅い時間帯で。

 とりあえず足元から服装まではこれでいいかとなったんですけど、明日の昼間は陽射しはどうもありそうだと。曇天とはいえ、紫外線対策的なことはしたほうがよさそうだってことになり。

 そうはいっても今さらジタバタしたって店もたいてい閉まってるような時間だし、明日の朝も集合が早いってんで、ひとまず寝ようってことになりまして。

奇なる行い

 ここ数年のことなんですけど、体質がどうやら変わってしまって、そのひとつにずーっと寝続けられないようになってしまってて。

 すぐ起きちゃうんです。ものの2時間くらいで、おめめパッチリ。

 その日も夜中の3時か4時くらいに目が覚めたと記憶してるんですけど、今からもう一度寝たら集合時間に遅れるよね問題がありますから。

 じゃあどうしよう。

 そうだ、どうせ眠れないなら日焼け止めを買いに行こう、なんつって。

 いや待てよ、帽子もほしいな。

 だって当日の天気予報が、曇り時々晴れのち雨みたいな、それ全部言うんならどれかは当たるでしょっていう予報だったのね。

 短時間に陽がさしたり、急に天気が変わってにわか雨になっても、帽子があればなんとかなりそうじゃないですか。さすがに今日びの若い子たちみたいに、日傘兼用の雨傘とかが似合うようなガラじゃないわけ、こちとらは。

 

 え、でも3時だよ。夜中の、もうすぐ夜明けの3時ですよ。帽子なんてどこで売ってるの?

 24時間やってる店っていったって、コンビニでしょ、あとはごくまれにドラッグストアとかスーパーとか。

 そう言われればありそうですよ。ドラッグストアの片隅にちょっとした帽子とか置いてありそうじゃん。スーパーのそんなに売れてないコーナーにぶら下げて陳列してありそうじゃん。

 でも、あった?

 本当にあったっけ?

 そう思うと自信がないわけ。ありそうだけど、季節商品のコーナーにありそうだけど確信はないの。

 だからといって、とりあえず24時間やってるコンビニとかを片っ端から回るほどの時間はないんだ。朝早くの集合だからさ。

 で、もうさ、年寄りっぽい言い草だけど、ネットって便利だよね。「コンビニ 帽子」あたりで検索すると、つい最近ファミマで帽子を新発売してるのがわかるんだよ。

 最近発売したんなら置いてある確率は高そうだってんで、最悪でも日焼け止めくらいはあるだろうと決めつけて、最寄りのファミマに向かったんです。夜中の3時に。

 奇行ですよ。良く言って奇行でしょうよ。だって、夜中に帽子買いに行くことなんてある?

 あったんだよ。そりゃあ奇行だよね。普通ないもん。

深夜、ファミマにて

 あったよね。ちゃんと置いてあったもんね。1軒目でみっけたもんね。

ぼうし
どうも、あたしです

 ファミリーマートでコンビニエンスウェアというジャンル? ブランド? まあなんかそんな展開をしてるようで、シャツとか靴下とかちょっとした雨具とかを売ってんだ。

 あの、画像の帽子かぶってる方は売ってないよ? そんなの売ってるコンビニないから。あっても通り過ぎるから。ね?

 で、そこに帽子もラインナップされてて、2千円くらいで置いてあるの。

 そこでもちょっと迷ったんだけど。

 日焼け止めっている?

 最初の方にも書いたけどさ、基本お外にずっといるなんてことはほぼないんです。散歩とかそういうレベルでは外にいたりもするんですけど、そうはいっても1時間とか2時間とかじゃないですか。

 前の記事で書いた、連休中にも桜が咲いてる自然公園を相当歩いたのだって2時間くらいだからね。

 そうなると、今回日焼け止めを買って、次に使うのっていつだよっていう。

 あの、瞬間接着剤的な。必要だから買うんだけど、使い切った試しがないっていうさ。この接着剤、引き出しのすみっこにもう5年はあるぞっていう。

 帽子だったら使い時はもっとあるでしょう。もともとオシャレ狙いで買ったわけじゃなし、車中泊でできた寝グセを隠すとか、小雨の中を駐車場から店の中まで行くとか、なんかあるじゃん。

 あと、フリスビーみたいに投げて遊べるし。日焼け止めを投げて遊んだりしないもんね。じゃあ帽子の勝ちだよ。勝ち?

 そんな感じで、もう夜も明けようかというコンビニで帽子を買うっていう。謎の。なにしてんの。

今度はスーツ

 そのイベントはそれで終わりまして。普段行かないところだから、そういう新鮮さもあってまあまあ面白かったなという感じで。

 で、また週末に、今度はちょっとした催し物に行かなきゃいけなくて。

 こっちはドレスコードがあるっていうの。

 前の週にはコンビニで買った帽子かぶって野外で凍らせたお茶とか飲んでたやつがですよ。小雨に打たれてしょんぼりしてたやつがですよ。

 今度はスーツ着ろっていうんだ。

 そんなの、おかしいだろ。普段500円のテーシャツ着てるやつがですよ。Tシャツじゃないよ、あんなのテーシャツですよ。

 で、手持ちのスーツがいいのがないんだ。スーツ着て仕事してた時期もあったからそれなりに持ってんだけど、上下どっちかがダメになってて揃ってなかったりサイズが変わってたりするわけ。

 え、買うの?

 800円かそこらの日焼け止めを、二度と使わないからっていう理由で買わなかったやつがですよ。

 スーツなんか今はほぼ着ないんだって。そこにそんな数万もするいいやつ買って着ていく理由もないし、次に着るのは何年後だよっていうさ。

 それでまたネットで調べるんです。できるだけ安くて、それっぽいのはないんですかと。

 一応ね、あるんだ。確かにあるの。上下で5千円以下みたいなのもあったりするの。特に通販だとかなり安いんだ。

 だけどスーツとか、それに限らず服ってさ、ネットで買うのこわくない?

 だって生地の感じとか、サイトに載ってる画像じゃ伝わらないじゃん。サイズ感だってさ、Lサイズでもそこそこ大きめなのもあればXLでもキツくね? ってのもあるじゃないですか。

 やっぱり見た感じ触った感じ着た感じで、初めて買おうと思えるっていうか。

 これが1枚500円のテーシャツなら、とりあえず1枚買ってみるかってなるでしょう。じゃあ、安くても5千円とかのスーツをネットで買ってですよ。

 テランテランの。

 ツヤンツヤンのやつが届いた日にはさ。

 しかも肩がちょっとちっちゃいみたいな。カクカクする感じで動かなきゃいけないようなやつだったりしたらさ。

 だから、とりあえずスーツを売ってる大手の量販店に行ってみようということになったんです。

お洋服売り場のこわさ 

 リモートワークとかも普通のご時世だからか、大手各社が揃って、安価だけど機能性はあって動きやすかったり普段でも着やすいようなスーツを売ってるんです。

 クールビズとかもあって、大昔と比べたら仕事でスーツを着るとなっても、けっこうカジュアルなイメージの着こなしでもアリってことに、今はなってきてますよね。

 そういう、いわゆるスーツとはちょっと違うアプローチの、値段は抑えつつもスーツっぽい空気感のやつを色々見比べるんですけど。

 どれもイマイチこう、サイズがなかったり着心地がアレだったり、いっちゃなんですけどバッタ物感があったりしてドレスコードをクリアしてなさそうな気配しかしないの。

 じゃあもう2万とか出しますかと。たった一回きりの数時間しか着ない服に出しますかと、半ばあきらめてたんですけど。

 どうやらジーユーにもあるらしいというのをネットで見まして。一応行ってみるかということになり。

 あの、もうここで書くのはある意味ネタでもあり、フェイクとか妄想とかも混ざってるとはいえ、実際にあったことを書ける範囲で書こうと思ってるので。書きますけどね。

 ユニクロとかジーユーとか、滅多に行かないんです。

 そもそもお洋服を買うってことが、そうね、年に数回とかなんです。

 靴下も込みですよ。お洋服に靴下は含まれます。おやつにバナナは入りませんよ。お茶にジュースは入りませんけど、お洋服に靴下は含まれます。晩飯に生ドーナッツは含まれます。

 あのさ。

 服屋ってこわくない?

 みんなオシャレオシャレしてるじゃないですか。美容院と一緒の空気感っていうか。

 美容院っていっても町の片隅でおばちゃんがやってるのは含まれませんから。なんか目抜き通りに面した、ガラス張りのいけすかねぇ店とかあんじゃねぇか。アタシ一歩上っていうオーラ全開の。

 こわいって。あたしゃそんな目的で来てないんだから。何度も言うけど1枚500円の吸汗速乾にだけ特化した無地も無地、一切オシャレと無縁なテーシャツ着てんだって。場違い感がすごいの。

 もちろんそんなのはこっちの勝手な被害妄想っていうか、思い込みマックスなやつってのは知ってますよ。知ってるけどさ、そう感じるものはしょうがねぇじゃねえか。

 こちとら、職務質問されない程度の格好ならなんでもいいと思ってんだから。ド紫のパーティドレスかカッターシャツだったら、じゃあカッターシャツでっていう。胸にデカデカとゴーストバスターズの絵が書いてなければっていう。ゴーストバスターズのパーティドレスは、なお。なおいけませんよ。

 引いてる人もいるかもだけど、この際だからもっと書くけどさ。

 ああいうところって、女性ものの売り場面積が広いじゃないですか。当たり前なんだけど。お客さんの大半は女性なんだもん。

 で、こっちは不案内だから。慣れてねぇから。年に数回しか来ないんだから。

 で、なんか気がつくとメンズからレディースの売り場に迷い込んでたりするじゃん。メンズ売り場なんかふたシマかそこらしかないのに、レディース売り場とか7シマくらいあるじゃん。

 そうすると、なんか何しに来たの感だしてくる人いない? 妄想? あたしだけ?

 

 …えぇ?

 

 じゃあウソ。そんなことない。ここまで全部ウソ。帽子とか買ってないし。紫のパーティドレスとか毎日着てるし。

アウェイ続きの日々から

 最近は特にユニセックスとかで、服の見た目も男女どっちでもっていうのが多いじゃないですか。だからどのコーナーにいるのか、マジでわかんないから。

 だから店に入ったらまず、紳士って書いてあるフロアとかコーナーを目で追って、あたし紳士ですけどなにか? っていう感じで入っていくんだけど。シルクハットで。蝶ネクタイで。ステッキをくるくるしながら。

 で、とりあえず見て回るじゃないですか。目当てのものが並んでないか。

 もちろんステッキはくるくるしてますよ。ちゃんと子どもとかにぶつからないようにしてますとも。ヒゲもピーンってしながらですよ。紳士服売り場ってのはそういうもんでしょうよ。

 こっちはさ、目当ての物があったらすぐ買って出ようと思ってるから。場違いなんだから。試着とかも場合によってはいいからってなってっから。

 でも見つけられなかったりするの。あっても、これで全部かなとか思うじゃない。違うサイズないかなとか。

 で、もう仕方なくさ、こういうのはここに並んでるだけですか? とか訊くの。勇気を出して。

 店員さん、それもオサレな今風のおねえさんが、なにかおさがしですかーとか言うんだもん。

 そうするとさ、

 「あ、あーー、こちらでございますー」

 とか言われて奥の方に連れてかれるんだ。

 ほら、こっちはこういうやつですから。最初の「あ」ですべてを察するの。

 要は、ここにあんのはレディースだろうが、テメェはここに並んでるのがそのうすらぼんやりした図体に入るかどうかも見てわかんねぇんだな、案内してやるからこっち来いコノヤロー、的な。

 いや、妄想ですよ。こっちの勝手なやつですよ。言われてねぇし。ひとことも言われてないやつだし。そんなこと思ってる店員さんとかいませんよ。この世に存在しませんよ。これだけ書いときゃ大丈夫だよね。

 でもこっちは勝手にそうなるわけ。アウェイなんだもん。ドアウェイなんだもん。転校初日の中学生よりドアウェイなんだもん。

 でさあ。あったよね。スーツも売ってんだ。

 着心地とか見た目もそこそこいいの。なんならスーツ専門店とかがこういうのもやってますっていう売り文句で出してる、逆にちょっと違うな感がすごいのより、普通の感じなのを売ってんだよ。

 しかも真っ当に買うよりは全然安いんだ。他に売ってるのとかも、まあまあいいのがあるんだ。

 いい店なんだよ。いい店はいいすぎか。悪くないの。

 店員さんもちゃんとしててさ。ジーユーのあのレジの方式あるじゃん。台に乗っけると数量と金額が出る自動レジっていうか。こっちがまごまごしてるのを見て、すぐ来てくれてさ。あれの使い方もちゃんと教えてくれて。

 あのシステムはすごいと思うんだけど、やっぱりいけすかねぇっていうことになってるけどね。あたしん中では。

 

 で、そのめんどくさい催し物もとりあえず切り抜けて、やっと土日を休めるという感じなんです。

 普段やらないことをやることになって、それはそれなりに面白さもあったからいいんですけどね。

 望んでない出費もかさんだし、少しゆっくりしようかなというところです。

 そんな。そんな5月ですよ。そんな。


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