新潟県長岡市の「天然温泉 麻生の湯」に行ってきました

2016年11月27日日曜日

#レビュー #日帰り温泉 #旅

t f B! P L
 過日、のほほんと旅に出まして。
 その際、いくつか日帰り温泉に入ってきましたので、レビューというとおこがましいのですが、感想などを書いてみたいと思います。まずは、こちらから。

 新潟長岡 日帰り天然温泉 麻生の湯(あそうのゆ)
 http://www.asouno-yu.co.jp/
 

 
 新潟県の長岡市、国道8号線は川崎インターを降りて10分と走らないうちに、こちらの温泉はあります。
 川崎インターそばにはスーパー銭湯もあるんですが、そちらはまだ行ったことがありません。似たような場所にあるんなら、天然温泉のほうがよろしかろうというわけです。
 
 この日は長岡市をウロウロとしてましてね。秋の終わりのような雨が、しとしとと一日中降る、そんな日でした。
 観光が目的なわけでもなし、気の向くままの旅ガラス。
 おそらく田園地帯を都市化したであろう、大型ショッピングモールと住宅街がどーんと広がっているあたりから、新潟といえばお米と言わんばかりの、すっかり刈り取られて何もない田んぼが広がるあたりから、あちこち見て回りましてね。
 
 夜は適当に温泉でもと思って、アタリをつけていたのが「麻生の湯」というわけです。
 
 国道8号線ってのは、新潟市方面から南に真っ直ぐ下ってきて、ちょうどこの川崎インターで信濃川方面へくいっと曲がりまして、海の方へ向かい上越市から富山県へと続いています。
 この8号線がバイパスのようになっているわけですが、長岡市内へ入ると信濃川方面は新幹線の駅やら市街地が広がって色々と賑わっているのと対照的に、その反対の山側は田んぼが多いんですね。
 その田んぼが多い山側へ、つまり8号線とは逆方向にインターを降りて行くと、ほどなくして麻生の湯があります。
 
 ちょっと高台になっている場所に建物がありまして、こちらが入浴施設。駐車場はその向かいにあります。かなりの台数を停められるんじゃないでしょうか。
 街灯の明かりもまばらな一帯ですが、駐車場内は照明があって暗くはありません。車を停めて、歩いて建物へ。入り口の看板の文字がいい雰囲気です。



 ちょっとはずれた立地だし、駐車場も大きかったから建物の中もそうなんだろうと思っていたんですが、先入観というやつで、中は結構こぢんまりとしていました。
 玄関の先にはすぐにフロントがあり、その脇の靴箱に靴を入れ、鍵をフロントに渡して料金を支払います。タオル付きで800円ですが、午後5時以降は670円に割り引かれます。ちょっとお得。
 旅にはタオルを持参していますが、冬が近いこれからの時期は、使ったタオルがなかなか乾かないので、貸タオルは便利です。
 
 フロントのすぐ脇が更衣室で、どうでしょう、20人もいたらかなり混雑するくらいの広さだったと思います。当日は幅広い年齢層で7、8人くらいのお客さんがいましたかね。
 秋雨で冷えた身体を温泉であたためたくて仕方ありませんので、ささっと浴室へ向かいます。
 
 浴室もそれほど広くはなくて、洗い場の他には大きな浴槽がひとつ。意外とゆったりとつかることができましたが、混んている時間帯は結構厳しいかもしれません。シャンプーなどは備え付けがありますから、手ぶらで来ても問題なし。

 露天風呂もありまして、こちらは二つ。屋根付きの手前側と外側にもうひとつです。
 夜景はきれいとは言えませんが、高台にあるせいか充分開放感はありました。遠くに長岡市街の灯りが見えます。闇夜で塗りつぶされたその手前は、麻生の湯に来るまでに通ってきた道からして、田園風景ではないでしょうか。
 昼間や天気の良い日なら、また違った印象だったことでしょうね。
 
 湯質を語るほどツウじゃありませんが、濁りのあるお湯でそれほど熱くもなく、寒い日でしたがしっかりあたたまることができました。
 
 風呂上がりに休憩スペースを覗いてみたのですが、ここもこぢんまり。全体的に、もう少し広ければなぁというのが率直な感想ですね。市街地から近いので、お客さんも結構来るのではと思うのですが、キャパが足りない気もします。
 
 
 
 長時間滞在してのんびり、というには難しそうですが、長岡市街から近場で温泉につかれるのはいいと思います。旅疲れもずいぶん癒やされました。機会があれば今度は昼に行ってみたいですね。

QooQ