グーグルフォトを介することでその回避方法を見つけたので、やり方などを書いてみます。
■2019/03/21追記
2019/3/15でIFTTTのグーグルフォトチャンネルが終了してしまい、現時点ではこの方法は使えなくなっています。例えば、Twitterに画像を投稿したらEvernoteに「画像付きノートを作成する」事は可能です。ですがこのままでは、画像が一枚だけ貼られたノートが大量発生してしまうのです。
私はライフログとしてツイートをすべてEvernoteに残しているのですが、一ヶ月分の記録をひとつのノートに追記していく方法を取っています。
Evernoteでライフログ 1ヶ月1ノート方式で読み直しやすい記録にする
ツイートをIFTTT経由でノートに追記していくと、自分で投稿した画像を残す事ができません。Twitterのトリガーに適切なものがないのです。
今回その問題を解決してくれたのが、グーグルフォトです。
グーグルフォトを経由させる
IFTTTとグーグルフォトでできる事を見てみましょう。
■トリガー・・・ グーグルフォトのアルバムにアップロードしたら
■アクション・・・グーグルフォトのアルバムにアップロードする
このふたつが行えるのです。
そうなんです。トリガーとアクションの双方に対応しているのです。すべてのサービスをつぶさに見たわけじゃありませんが、IFTTTのグーグルフォトアクションとトリガーはそれをキーにしてループするような、結構珍しい特徴を持っていると思います。
ここまで書くと、IFTTTを使っている方ならもうおわかりかと思いますが、トリガーとアクションを連鎖させる事ができるんですよね。
1 画像付きでツイート
↓
2 IFTTTがグーグルフォトの特定のアルバムに画像をアップロード(Appletその1)
↓
3 グーグルフォトの特定のアルバムにアップロードがあったら、IFTTTがEvernoteの指定したノートに追記(Appletその2)
という流れで動くようにふたつのApplet(組み合わせ、レシピ)を作成する事で、二段階式でツイートした画像をEvernoteのノートに追記できるようになるというわけです。
特定のハッシュタグ付きでツイートしたら グーグルフォトの指定のアルバムに保存 |
ただし、すべてのツイートをグーグルフォトに保存してしまうと、画像なしのツイートはツイッターアイコンが保存されてしまうので、実用的ではありません。
ですから上の画像のように、画像をツイートする時にハッシュタグを付けるようにして、そのハッシュタグが付いたツイートのみをグーグルフォトに保存するようにした方がいいでしょう。
Evernoteに画像として保存するには Body部分にHTMLをこんな感じで使う |
問題点も残る
これで全て解決というわけではありません。
まず、画像が複数枚貼ってある場合は、一枚目だけが保存されます。この点がネックになりますかね。
もう一点、グーグルフォトのアルバムは2000枚まで格納できるようです。しばらくは問題ないでしょうが、不要な画像は削除するか、アルバムごと消して同じ名前で再作成した方がいいですね。
さらに言えば、Evernoteは月間でアップロードできる容量が決まっていますので、有料会員でない場合はその点も注意がいります。
容量といえば、ノートのサイズ上限もあるので、ひとつのノートに大量に画像を貼るような事は無理ですが、IFTTTはノートに追記できない場合は自動で新しいノートを作ってくれます。
ですから、ちゃんと動いてくれさえすれば、保存できなかったという事は少ないと思います。
応用範囲は広そう?
例えば思いつくのは、素敵な写真をちょくちょく上げているアカウントの画像集みたいなものをEvernoteに作る事が可能ですし、お気に入りしたツイートと画像をセットで残しておくような使い方もできますね。
同じ事を手動でやろうとすると、コピペしたり画像を保存したりと結構面倒ですが、IFTTTで仕掛けを作っておけば、いつもやってるお気に入りの動作ひとつで済んじゃいます。これが大きいんですよね。
二段階でなくても、グーグルフォトにアップロードした画像のバックアップ先をEvernoteにするとか、特定のアルバムにアップした画像だけをTwitterやInstagramに自動で投稿するようなのは結構便利そうです。
いまやほとんどの人が常にカメラを持っている状況ですから、グーグルフォトを中心としてIFTTTで色々やってみると、相当面白い事ができそうです。
簡単ですが、ツイートの画像をEvernoteに追記する方法でした。グーグルフォト様々です。
画像倉庫としてのグーグルフォトが大幅に強化されるのがIFTTTとの組み合わせですね。もっと早めに色々試しておけばよかったと、若干後悔しております。