あんまりこういうのをやってないので、ものは試しにと企画してみました。
今年も前半が終わろうとしていますが、その中で買ったり食べたりした中から印象に残っているものをまとめてみようというお話。
通販の利用が増えたわけ
元々は、現品を見ないで買うということに、ちょいと抵抗があるタイプの人間です。
モノを買うことそのものがそんなな多くはありませんし、どちらかといえば最近はできるだけモノを減らすようにもしています。
逆に言えば何かを買う時は熟考して、できるだけ失敗しないようにしているせいもあり、例えば質感やサイズ感などが思ったのと違うなというリスクがある通販は少し気が進まないんです。
さらに言うと、以前は流通系の仕事をしていたこともあって、通販の現場についてはそれなりに知っているつもりですし、それだけに利用するのは気が引けるような感じにもなるのです。
さて、今年の前半を振り返るのにコロナウィルスを避けて通ることはできません。
感染拡大を防ぐためや自分を守るため、街の店舗に行くことにリスクがある以上、ここまで書いてきたように今まではためらいもあった通販を利用する機会が増えてきた、というのが現状なのです。
コロナ以外の要因もあります。
大手宅配業者の受け取りサービスが多様化してきたことも、かなり大きいなと思っています。
以前記事にもしたヤマト運輸のプドーステーションや、郵便局のはこぽすなど、配達以外の荷物の受け取り方法が各社充実してきたんですよね。
より便利なサービスが出てきた
基本的に、配達を待っていることにストレスを感じてしまいます。
思い立ったらでかけたいという面倒な性分の私にとって、荷物が来るのを待っているというのは自分の行動が束縛されますし、なにかしら外に出ることがあるなら自分のタイミングで受け取りに行くほうがいいのです。
従来から、営業所止めをよく使っていたので、それが24時間受け取れたり宅配業者の営業所以外でも受け取れるとなれば、願ったり叶ったりです。
加えて、各宅配業者での受け取り方法の変更が容易になってきています。
通信販売で注文した段階では、営業所止めを始めとした自宅以外での受け取りかたを選べないことのほうが多いと思います。コンビニ受け取りですらも、選択できない場合が多いんじゃないですかね。
その場合でも、各宅配会社の会員に事前になっておくことで、受け取り方法や時間帯の変更が容易に行なえるようになってきました。以前は各社ともけっこう面倒だったと記憶しています。
これらによって、通販ショップがメジャーな宅配業者を使ってさえくれれば、自分にあった条件で荷物を受け取れることが多くなりました。
通販というのは、注文するまでのハードルはずいぶん低いのですが、実際に手元に届くまでには多少のハードルがありますよね。それらがクリアしやすくなっているというのが、通販を利用する機会が増えた大きな要素でしょう。
ダイソーの六角箸&スプーンセット
ではそろそろ、買ったものや食べたもののお話を。
ツイートもした記憶がありますが、ダイソーで売ってる箸とスプーンのセットが使いやすくて気に入っています。今年の正月すぎに買った初めて買ったのですが、すぐにもうひとつ買い足しました。
箸は名前の通り六角形をしていて、麺類なども掴みやすくなっています。
スプーンはどちらかというとレンゲのような厚みのある形状をしていて、デザートを食べるような時には向かないかもしれませんが、スープ類やおかゆなどにはもってこいじゃないでしょうか。
ダイソーの100円商品、かつセットになっていることで、昨年引っ越しをして身の回りの物をまるっと新調したという経緯もあって、100円で箸とスプーンが買えちゃうというお得感も手伝っていい買い物だったなと思っています。
これでも日本製ですし、そういった安心感もいいんですよね。
各種入浴剤
引っ越しの話からつながるんですけど、今まで住んできたアパートなどはユニットバスだったりバストイレ別の物件でも、湯船は狭いものが多かったんです。
こういう暮らしですから、どこかに出かけたついでに日帰り温泉に入ったり、深夜でも入れる大浴場付きのホテルを選んだりしていました。
日本人なら多くの人が持っているであろうお風呂欲みたいなものは、そういった施設で大きなお風呂につかることで解消されてたんだと思います。自覚はありませんでしたが。
で、引っ越しで選んだ物件は、まあまあ浴槽が大きめでしてね。足が完全に伸ばせるほどじゃありませんが、あんまり大きくても掃除が大変ですからね。
これなら家でお風呂に入ってもいいなと、自宅で湯船につかる機会が増えたんです。
それに加えてコロナ騒ぎで日帰り温泉などが軒並み休業したり、営業しててもまだちょっと利用するにはリスクが懸念される状況だったりして、そのまま自宅のお風呂で「入欲」を満たさざるを得ないってことになったんです。
そうなってくると、入浴剤が欲しくなってくるわけです。
デカいカンカンに入ったお徳用な入浴剤もいいのですが、一回分が個別舗装されているものを色々な種類取り揃えて、その日の気分で湯船に投げ込むようになるまで時間はかかりませんでした。
そんな入浴剤の中からいくつか載せてみます。
まずは富山市の五洲薬品株式会社が1955年から販売しているという、パパヤ桃源S。
もうね、パッケージがいいじゃないですか。小さな缶に入っていて、中には個包装された粉末状の入浴剤が入っています。これを適量、お湯に溶かす感じ。
次はアース製薬の温包 とろり炭酸湯シリーズ。果実紅茶、ひのき浴、柑橘柚子の各セットに4種類ずつの異なる入浴剤が3錠ずつ入っているパッケージで、まとめて買ってみました。
個包装になっている錠剤形状で、粉末よりも扱いやすいのがいいですよね。お湯に入れた時ももちろんですが、箱に入っている状態からすでにいい香りがします。
その他にもスーパーやホームセンターで売っている定番系の物を買ってきては、湯船にポイッと入れる日々です。
ケチャップうまい
あれば食べるのですが、なんでも醤油や塩で済ませてしまう悪癖があるもので、ケチャップやソースといった定番な調味料でもわざわざ買ってまで使わない、という感じでした。
嫌いじゃありませんし、なにかの気まぐれで買ってみることもあるにはあるのですが、小さいサイズのものを買っても使い切れないことのほうが多いんですよね。
そんな中、よく聴いているラジオでおすすめされていたケチャップがよさそうだったので、ほんの気まぐれで買ってみることにしました。
それがナガノトマトの、国産つぶ野菜入り信州生まれのケチャップです。
愛果(まなか)というブランドのトマトを使っているそうで、にんじんやたまねぎのみじん切りが入っています。なので、このまま麺だけ茹でたパスタにかけて食べても、充分美味しいんですよね。
揚げ物には醤油派だったのですが、このケチャップで食べても美味いということになり、結構ハマりました。
くだもの食べ過ぎ問題
これは今年に始まったことじゃありませんが、最近の傾向なんです。
妙に果物を食べるようになりまして。
といっても皮を剥くとか、食べるまでにハードルが高い種類のものはあまり買う気が起きません。カットフルーツあたりが関の山です。
以前は果物は、あれば食べるといった感じ。なんか食べ物はそんなものばかりですが、基本的に好き嫌いはないものの料理ができない上に面倒くさがりなもので、調味料にしろ食材にしろパターン化しちゃうんですよね。
なので買ってまで食べないものという食材が結構多いんです。
この冬はみかんをかなり食べました。皮も手でむけますしね。春からはいちご。近所のスーパーの果物系が、大手系のスーパーよりもちょっとお安めだと気がついちゃったこともあり、このところ果物を口に入れる機会が多くなっています。
プリンを買って小芝居を
プリン。
特に好きだっていうわけじゃないと、自分では思っています。
私のツイッターを見ていただくとまあまあの頻度でプリンが云々と書いていたりするんですが、半分ネタ気味であるものの別にウソではなくて、なんだかんだ言いつつ冷蔵庫に常備しているんですよね。
特にどのプリンが好きとかそういうのはなく、巨大なやつとか高級系、最近じゃイタリアンプリンなんてのも流行っているようですが、ローカルなメーカーの3連結のお安いプリンを買うことが多いかなと思います。
その3連結プリンも普通にひとりで食べきるのですが、これを買う時にちょっとだけ気がひけることがありましてね。
スーパーとかコンビニで買うと、スプーンを付けてくれることがあるじゃないですか。
付けるかどうか尋ねられたら、大抵はイエス。
あって困るもんじゃありませんし、スプーン一個といえども洗い物が減るのはありがたいんです。
で、何個つけるか聞いてくれる場合もあるにはあるのですが、店員さんによっては1本だけの場合もあれば、3連結なら3本のスプーンを付けてくれる人もいるわけですよ。
こちとらね、ひとりで食っちまうつもりですよ。
3連結のプリンったって、ひとつひとつは大した大きさ、量じゃないでしょう。
でもこの店員さんはきっと、こう思ってるわけです。私と、例えば子供と奥さんのぶんだと。そうじゃなきゃ、スプーンを3本つけたりしないでしょう。
あるいは、いい大人がプリンでもないだろうと。
買い物カゴを見ればプリンと一緒に買ってるのはビール数本。
ツラを見れば拭い難く日々の疲れが張り付いてるとくれば、家で帰りを待ってる子どもたちの、ちゃんと宿題かなにかをやったご褒美や機嫌取りに、プリンのひとつも買って帰ろうという感じじゃないのかと。
そういう判断で、3本のスプーンを付けてくれるんじゃないかと。
勝手にそう思ってるだけなんですけど、当たらずとも遠からずだろうと思うんです。なぜならこれって、マニュアル通りでもないんですよね。明らかに店員さんによって対応が違うのです。
つまりは、お客さんにスプーン付けますかと確認するまではマニュアルがあって、特に本数の指定がない場合はあらためて確認する店員さんもいれば、その場の判断で付ける本数を決めてる店員さんもいるという感じ。
買った人を見て対応を変えているのか、あらかじめそう決めているのかわかりかねますが、ともかくこの時の店員さんはプリン一個に対してスプーンひとつ。
となれば、こちらも礼儀としてちょっと雰囲気を出しとく必要があるじゃないですか。
玄関を開けたらプリン買ってきたのわーい的なリアクションを期待して、月1万5千円の少ない小遣いからどうにか工面してプリンを買って帰る、冴えないサラリーマン風な芝居をしなくちゃいけない、それが礼儀ってもんでしょうが。
少なくとも、自分ひとりで、ともすれば3個一度に食うからスプーンそんなにいらないよ、ってな空気をけっして出しちゃいけないわけですよ。誰のためかは知りませんよ。
なんなのその小芝居。なんなのもう。しなくちゃいけないとかなんなの。勝手に自分でそうしてるだけなんですけどね。ですけどね。ですけど。
布団の西川が作った洗えるマスク
最後はこんな情勢ですから、マスクです。
布団でおなじみの西川が発売していて、使い捨てではなく洗って何度も使えるマスクです。伸び感のある素材でできていて、長時間着用していても耳の部分はそれほど痛くありません。肌触りも悪くないと思います。
エチケットとして、そして飛沫防止の役割としてマスクを着けていたいシーンというのは、今後コロナウィルスの騒動がおさまっても生活や仕事の中で定着していくんだろうと思います。
2020年6月の現時点では使い捨てマスクも流通しだしていますが、今後もマスク着用の機会が否が応でも増えるのであれば、洗って使えるマスクというのは持っていても悪いもんじゃないでしょう。
私が買ったタイミングはマスクの流通が復活しだした直後くらいで、洗えるマスクとしては比較的早期に注文できたものでした。
今では、こういった再利用できるマスクはすでに各社から発売されていて、価格も落ち着いてきているようですし、お好きなものを使えばいいと思います。
暑い季節ではずっとマスクをしているというのも体力的に厳しいものがありますし、今後様々な素材や仕様のマスクが登場してくるでしょうから、注目せざるを得ないアイテムですよね。
下半期はなにに出会うか
そんな感じで、今年上半期に買ったり食べたりしたモノについて書いてみました。
それほど大きな買い物や豪勢な食事をするといったことは、あまり得意じゃありませんし予定もないのですが、ちょっとしたことが楽しかったり面白かったりするわけで、そんななにかに出会えたらいいなとは思います。
移動制限も解除され、私もこれを書いている今は、近場ではありますが旅の空の下です。未来のことはわかりませんが、なにかいいことに巡り会えたらいいですよね。