目玉焼きパン。
知ってる? 目玉焼きパン知ってる?
いやほら、どんな人が読んでるのかわからないじゃないですか。こっちは当然知ってる前提で書いてても、わかんないじゃないですか。
もしかしたらイギリスの。
英国の貴族の間で、このブログが流行ってっかもしんないじゃん。なくはないでしょうよ。ワンチャンあるよ。
サロンでさ、イギリスの代々続く貴族が集うオンラインサロンでさ、紅茶片手に午後のひとときを過ごしてるような皆さまが集まってるサロンで、ちょーウケてっかもしんないじゃん。
どうやらジャパニーズに、なんのアテもなくふらっと出かけちゃあ、ひどい目に遭ってる変なやつがいるらしいぞっていう。
そりゃそうだろ、トラベルってのは事前のプランニングが大事だぜ? ミーがジャパンに行った時だってリサーチは欠かさなかったんだ。
そうだったな、ユーは日本に三年間留学してたんだろ、なんて書いてあるか読んで聞かせてくれよ。
オーケーオーケー、アンダスタン。ジャパンにはニンジャ・ボーイにゲイシャ・ガールのフレンドがたくさんいるミーが、ユーたちに読んでやるよ。
的な。
そんな高貴な読者の皆様が読んでるかもしれないでしょう。バズってるっていうの? しらんけどさ、なんかいるかもしんないじゃん。
まぁ、ニンジャ・ボーイにゲイシャ・ガールのフレンドがたくさんいるとか言ってるやつのサロンには、おそらく顔を出さない方がいいけれども。
そいつ絶対サムライと戦ってた話、してるだろうしね。ゴジラにからくも勝利したって話もしてる。ガンダムにも乗ってるよ。
あとトラベルには事前のプランニングとかうるせぇから。なんにもわかっちゃいねぇから。フィッシュアンドチップスでも食ってろよ。
…えーと。
いねぇから。
そんなね、居もしないイギリス貴族の話はいいんだよ。読んでねぇから。100パー読んでねぇから。目玉焼きの話がしてぇから、こっちは。出てくんじゃねぇよ。片眼鏡でシルクハットのヒゲ貴族が高いところから紅茶注いでただろ。いないから、そんな貴族は。出してくんじゃないの。
なにかける
まずは目玉焼きからか。
あるでしょ。食べたことあるよね。卵アレルギーのかたとかもいるからさ、なんとも言えないけど。
目玉焼きっていうとだいたいは、なにをかけるかっていう話になるよね。
醤油派、塩派、なにもかけずに素材の味を楽しむ派、ケチャップ原理主義、マヨネーズ流総本家、沖縄に古くから伝わる製法で作るから年間でひと瓶しか作れないという幻の黒胡椒を絵に書いて額縁に入れてテーブルに飾ってからドン引きするくらいソースをかけよう同友会。
色んな食べ方があると思うんです。
もうちょっと話を進めると、あたしがさっき食べたのは目玉焼きパンでございまして。
目玉焼きパンってなると、これもまた色々あると思うんですけど、一般的にはあれでしょう。
食パンにさ、マヨネーズを食パンのふちに沿って土手みたいに盛っていって。その食パンの真ん中に卵を割って落としたのを、トースターで焼く感じのを思い浮かべたんじゃないかと。ね、あるよね。そういうパン、あるじゃないですか。
それを絵に書いて額に飾ってテーブルの上に置いて、コストコでも売ってねぇよっていう大瓶のウスターソースをこれでもかって。
帰れ帰れ。
同友会は帰れよ。出てくるから話が進まねぇんだろ。画板と筆忘れてんぞ。持って帰れ。
さっきからなんなんだよ、イギリス貴族とかさ。出てくんなって。
これはあれなんです。あたしのブログの書き方が悪いんですけど。
こんな話さ、シラフじゃ書けないわけ。ブログをさ、書いて生活していこうとかでもないし、情報発信インフルエンサー的な思いも一切ないわけ。
ただ、書きたいっていう。
あの、泥酔して。もうどうやって帰ったのか覚えてないような朝にさ。とりあえず吐こうってなる、わかりますかね。下戸の人もいるもんね。
あの時の感じ。
よく言うのが神が降りてきて書くって、そう表現してるんですけど。
神っていってもあれだよ、駄神だよ? 唯一神とかじゃないよ?
吐瀉物の神っていうか。吐瀉神。ヘドロ神。
なんかわかんないけど、深夜急に起き出して、スマホを取り出してわーって書きはじめて気がつくと朝っていう。
そういう形でお送りしてますから。このブログは。
だからよくわかんねぇ同友会とか、出てきちゃうんだって。あの、胃の中の消化してないエビチリだけ残して、あとは吐くとか無理じゃん。エビチリもパンナコッタもビーフストロガノフもドンパッチも、みんな出てきちゃうじゃん。だから仕方ないんだって。
てゆーか、なに食ってんの? その食生活はそれでいいの?
上手く出来ない乗せられない
目玉焼きパン。
やっと話ができるよ。目玉焼きパンの話ができる。選り分けてね。余計な話はちょっとそちらで選り分けて下さいね。
読みづらいとか知らないから。こんなの、読もうと思ったほうが悪いっていうか。
いや、読んでほしいんですよ。ホントは。ツンデレ。
で。
…なんかさ、ちゃんとした文章が書きてぇなぁ。なぁホントにさぁ。こんな蛇足ですらないような、駄文じゃなくてさ、みなさんにわかりやすくて読みやすい文章が書きてぇなぁ… でも消す気はないんだよなぁ。吐いたこのまんまをお見せしたいんだよなぁ。
あーあ。
あーあ。
で。
この前、北陸の某県に寄った時に入ったスーパーマーケットで、まさにそういう感じの目玉焼きパンが置いてあって。
カロリーとか考えるとものすごいんだろうけど、目玉焼きパンって見ると買っちゃうよね。その日も買ってったんですけど。
もともと、目玉焼きは好きなんです。自分で作るとマジでひどいことになるんですけどね。
目玉焼きのつもりで作りはじめて、結果その、事件現場みたいになるんだから。鑑識が来て写真撮りはじめる感じ。悲惨な。もうね、それはそれは悲惨な、事件性が高いやつがさ、フライパンの中で行われる感じになるんだもん。
まず、ちゃんと割れない。きれいな目玉にならないの。げちゃぁってなる。凶器は鈍器だなっていうさ。ひどいんだ。
だから、目玉焼きのつもりでスタートして、スクランブルエッグになるのね。体感、七割くらいはそうなる。もういいやってなる。
で、奇跡が起きて。ミラクルがフライパンに降りてきて、目玉焼きのあの形になったとしてもまだハードルはあって。
お皿にね、乗せられないの。
もうね、料理っていうものにかかわっちゃダメなんだと思う。向いてないんだって。そういう星の下に生まれてんだって。フライ返しとか握っちゃダメなんだって。
別にさ、半熟卵じゃなくたっていいよ。そんな素敵な目玉焼きが作れるなんて思っちゃいないわけ。インスタにあげられるような、ちょーかわいい目玉焼きが作れるなんてこれっぽっちも思ってないのね。
でもわかんなくない? 目玉焼きをフライ返しに乗せて皿に運ぶまで耐えられる硬さになってるかどうかなんて、わかんなくない?
それになんか熱いしさ、その時点でもう嫌なの。フライパンに乗ってる目玉焼きと相対する時点でもう、ノルマ達成どころか売上目標に全然至ってないのに出なきゃいけない営業会議くらい嫌なんだもん。
もっとわかりやすい例えにすると、宿題とか一切やってないのに行かなきゃいけない夏休み明けの学校くらい嫌なの。
頭の先からつま先までチャラい男5人と、げへげへ笑う女子3人の飲み会に無理矢理つきあわされるくらい嫌なの。
会社の忘年会でダダスベリになるとわかってるのに参加させられる、ピコ太郎の衣装を10人くらいで着てやる氷河期みてぇなダンスくらい嫌なのね。
作る前はもちろん、目玉焼きが食べたいから作るわけ。その時点では忘れてんだよ。無理なんだってのを忘れてんの。そんな技量がないって忘れてんだ。食べたい一心なの。
いざ、卵を割るとほぼアウト。
それを乗り越えても、お皿に乗せかえる時点で、げちゃあってなるわけ。なんかわかんないけど、お皿に卵を流したみたいなことになるんだよ。卵地獄っていうか。この世のものとは思えないやつが誕生するんだもん。
フライパンというステージで
それは目玉焼きパンでも一緒で。
なんかね、下手だっていう自覚はあるんだ。料理なんざするもんじゃないっていう。
普通、失敗から学ぶものでしょう。人間ってのはそういうもんでしょうが。だけどね、数え切れない失敗が一切身につかないってこともあるの。人間って、いやダメ人間ってそういうものなの。
ましてや目玉焼きパンなんて、フライパンみたいなだだっ広いステージで行われるギグと違うわけ。GIGと書いてギグですよ。麗しく舞うと書いてレイブ。
食パンの上に卵を割って落とすんだよ?
針の穴に糸を通す感じ。最近じゃそんなことする人も少ないだろうから、わかりやすく例えると沖縄でさ。
沖縄が琉球って呼ばれてた頃から伝わってるんだって。古くからのやり方で、めったに取れない胡椒を作るもんだから、年にひと瓶だけしか出来ないの。量が限られてっから。
あと、その製法を知ってる人ももう少なくなっちゃってて。新城さんちのおばあちゃんももうすぐ92だからさ。そんな面倒なことをする若い人なんかもいないわけ。
で、その瓶に入っためずらしい胡椒をスケッチブックに描いて。そう、描いて。描いたら飾って。せっかくだから額に入れて。ホームセンターの事務用品売り場で買ってきた額に入れて。テーブルに置いて。食パンの隣に置いて。
そしたら、ウスターソースを食パンにかけよう。かけてみよう。かけてみようよ。一気にかけてみてごらんよ。
そうすれば君も会員だよ。我が同友会の会員になれるんだ。年会費はウスターソース代と考えればどうだろう? 案外安くつくと思うよ。
え、勧誘してる?
だから。
いいから帰れって。謎の同友会はさっさと帰れって。食パンをウスターソースまみれにしてんじゃないよ。目玉焼きパンなの。今日はその話をするの。
じゃあ書くなよっていうことなんですけどね。違うんだって、出てくるんだって。やつらが勝手に出てくるんだって。止めても止めても。
で。
その目玉焼きパンを作るとなると難易度が高いんです。あたしにとってはかなり難しい。卵を割る時点でもそうだし、トースターが大惨事になるし、なによりそれらをすべてクリアしてからも大変なのね。
熱いの。アツアツなの。舌を火傷するくらい熱いの。
トースターで目玉焼きが固まるまで焼くわけだから、卵を守る土手状に盛ったマヨネーズがぐつぐついうくらい熱するんだよ。
でも、出来立てだからすぐ食べたいじゃん。食べたくて、普段ほとんどやらない料理をするために重い腰を上げて、食パンの上に慎重に慎重を重ねて卵を割り入れてですよ。
そこまでやってようやく完成した目玉焼きパンだよ。
食べたいよ。おなかすいてるし。段取りが悪いからさ、おなかがすいて重い腰を上げてからも相当時間が経ってるし。ちょっと冷ますなんて選択肢はないよ。
もうね、冷蔵庫から出してきたキンキンに冷えたミネラルウォーターを口に含んで舌を冷やすっていう応急処置しか思いつかないの。
なんなの? 苦労して火傷しなきゃいけない罰は、これはなんの罪なの? 前世で小麦と卵を絶滅させたりしたの?
遭遇、そして
そんな有り様だからさ。目玉焼きパン食べたいとか、うかつに思うこともできないんです。
だから、売ってるのを見かけると思わず買っちゃうっていうこの感じも、もしかしたらわかってもらえるんじゃないかと思うんですけど。
それで、その目玉焼きパンを、じゃあ売ってるところはありますかと。定番で置いてあるところが見つかれば、食べたくなったらそこに行けばいいじゃないですか。
それがね、案外近所では置いてなくて。
確かに高級食パンブームとか、あったじゃないですか。町のパン屋さんみたいなのもあるにはあるし、そういうお店を全部回ったわけじゃないので、どこかにはあるかも知れないんですけど。
あと、スーパーマーケットのベーカリーコーナーみたいなところにも、見かけないんですよね。
それが先週だったかな。
チェーン店で地域のあちこちにあるんですけど、その店舗に入ったのは初めてっていうスーパーの、ベーカリーコーナーに置いてあって。
それが、ここまでさんざん書いてきた、食パンにマヨネーズ・ウォールを建造して中央に目玉をドンっていうタイプじゃなくて。
どうやって作ってるのか、丸いパンの上に目玉焼きとベーコンとかが乗ったやつなのね。で、ケチャップがちょっとかかってるんです。10%引きで、6個くらい売れ残ってるの。
買うよ。めずらしいし。当然お買い上げして。
それで食べてみたんですけど。
味付けが甘いの。スイートなの。
たぶんパンが甘いんだと思うんです。ケチャップも甘い気がする。目玉焼きもベーコンも普通なんですけど、土台のパンがやっぱり甘いんだと思うんですよ。
あの、想像してた味と違った時の、ひと口目の衝撃ってあるじゃないですか。緑色だからメロンだなと思って口に入れたらライムみたいな。
あんな感じで。
あまっ…!? ってなって。
で、不味いとは思わなかったから、食べたんです。食べたんですけど、今度はやっぱりもともと思ってた目玉焼きパン。あれが食べたいよねってなって。
あの、ダイエット中は絶対食べちゃダメだろって思う感じのビジュアルの、あれが食べたいと思って。
でもそこまで思っても、作ろうとはならないんです。
上手くできればいいよ。失敗しようもんならさ。
目玉焼きパンへのこの謎のモチベーションというか、その行き場がないから。ヤマザキ春のパン祭り以外にないから。奇祭のほうね。お皿とかもらえないほうのやつね。東北の寒村に伝わる悲しい出来事が由来のやつね。
ベーカリーコーナーで葛藤
で、昨日ですよ。
わざわざ車に乗って。スーパー巡りをしてきまして。ベーカリーコーナーに力を入れていそうな、スーパーマーケットを巡りまして。
ああいうのって、朝イチで行ってもダメじゃないですか。いくらパン屋さんが早起きだからってさ、朝一番はラインナップがまだ出揃ってないんです。
スーパーがオープンしてから、そうね10時。そのくらいがよくて。あまり遅いと売り切れちゃうかもだし、せいぜい午後の2時くらいまでが勝負だなと思って。
スーパーのベーカリーコーナーも、専用レジがあるようなところはやっぱりラインナップも充実してるっていうか。そういうところでも見分けがつくっていうか。
そういうのを目安に、スーパーに入っていって。ベーカリーコーナーってたいてい入口付近にあるから、入って目玉焼きパンが見当たらなかったら踵を返して次の店、みたいなイメージでスーパーの自動ドアをくぐって。
で、匂いがいいよね。パンのいい匂いがするの。
白いエプロンした大学生くらいのかわいらしい女の子がさ、パンをいっぱい乗せたトレーを持ってきて色々並べてんだ。
思った通り、パンを並べるテーブルとか棚は半分くらいは埋まってるけど、残りはこれから焼いて並べるんだろうなって感じなわけ。
ちょっと想像してほしいんです。
訊ける?
髪は後ろで清潔にまとめてて、いまどきの若い娘さんなのにネイルとかもしてないような感じのパン屋の店員さんにですよ。
目玉焼きパンってありますかって訊ける?
クロワッサンありますか? なら訊けそうだよね。いくらこっちが、ドヘベロゲレンスキーみてぇなおっさんだったとしてもさ、字面ね、そういうイメージのおっさんだったとしてもさ。クロワッサンありますかは言えると思うの。
いやぁ、ウチの家内がね、ここのクロワッサンが大好きでねぇ、行くなら買ってこいっていうんですよははは、くらいの小芝居はできますから。こっちだってそんくらいはやれんですよ。居もしねぇ誰かを引っ張り出すのなんか朝飯前なんですから。
一応、書いとくか。
ホントは美女ですよ? おっさんじゃないですよ? 2000年代生まれのスポーツ万能なちょー美人ですよ?
てゆーか、スポーツ万能って言い方が昭和だけどな。
で。
目玉焼きパンありますか?
あの目玉焼きパンですよ。見るからにこってり。カロリーの絨毯爆撃。
あたしがなんか先入観っていうか偏見っていうか。
パン屋さんとか、特に最近の高級パン売ってます的な、いけすかねぇ感じのお店の店員さんっていう。オサレさんがオサレな服を着てオサレなカフェでオサレジュースを飲んでるあの感じ。
そんなのがあたしの中にあるせいなんだけど、声とかかけづらいじゃん。ましてや向こうは、朝から一生懸命、忙しく働いてるわけでしょ。
こっちだって、朝から目玉焼きパンを探し回ってんだよ? でも、さすがにさ。
このお店に目玉焼きパンはありますかと。
仮に今から焼くとしたら何時くらいにくれば買えますかと。
訊ける?
口に出したことある? 目玉焼きパンありますかって、生涯に一度でも口に出したことがあるかって話ですよ。
そんなに目玉焼きパン食いたいの、ってなるじゃん。しかもよりによって、目玉焼きパン。レタスたっぷりサンドイッチじゃなくて。
そんなやついないって。クロワッサンならいるよ。フランスパンならいるよ。目玉焼きパンはいねぇって。
いるとしたら不審者か、バイキンマンにやられて今すぐ頭の目玉焼きパンを新品にしないとヤバいっていう人だよ。
人?
まあどっちにしろ不審者だわな。回覧板とか地域の防犯メールに載っちゃうやつだわな。
目玉焼きパンはありましたか
で。
よく考えたら、ベーカリーコーナーのまだ空いてる棚とかに、目玉焼きパンっていうポップとか値段表示があれば売ってるはず、っていうことに気が付きまして。
防犯メール回避ですよ。よく気が付いたよね。あやうく晒し者ですよ。容疑者は、目玉焼きパンはありますかと意味のわからないことを話しており、警察では余罪を追及うんぬんってなるところだったよね。あぶねーあぶねー
で、何軒まわったかな。
あったの。
買ったの。
2枚も。
ルンルンで。車の中に戻ってきてさ、ペットボトルのお茶と目玉焼きパン持って。
この、やってやった感。
これが美味いの。
ここまで、久しぶりに目玉焼きパン食べてこれじゃないやつで、そこから探して探して見つかっての、ひと口食べた時の美味さっていう。これを書きたくて。ブログで書きたくて。
そして、ふた口目くらいからマヨネーズがくどい。こってり。
えーと、普段マヨネーズとかあんまり食べないんですよね。家にも常備してないし。嫌いじゃないよ。嫌いじゃないけどさ。
なんならパンもいらないかなって。目玉焼きだけ食べたいなって。
なぜなら、一軒目の例の店員さんのいたベーカリーコーナーで、焼きたてのアップルパイが売ってたから。
並べてたから。
やきたてのあっぷるぱいでーす☆、って言いながら並べてたから。
…買ったよ。
…食べたよ。まあまあのお味だったよ。
2枚目、2枚目か。2枚目買ったか。買ったな。2枚目。そうか。うん。
うん。
そんなだよ。そんな。